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2月18日 午前10時0分開会 午後0時5分閉会 4人から傍聴の申出があり、これを許した。 1.議案審査 (1) 議案第1号 一般会計予算補正(第6号)〔関係分〕 (2) 〃 第9号 モーターボート競走事業会計予算補正(第1号) 以上2件を議題とし、質疑を行った。 なお、質疑・意見の概要は次のとおりである。
1. 議案第1号 一般会計予算補正(第6号)〔関係分〕
1号関係 ◯ 繰越明許費について、繰越事由として工事が年度内に完了しないためとの記載が複数あるが、基本的には入札不調ということか。
答弁執行部
入札不調や工期の都合により年度内に収まらない工事になったものなど、様々な要因がある。
質疑・意見委員
これらの事業者は地場の事業者なのか。
答弁執行部
地場事業者の場合や、工事によっては施工が可能な事業者を選ぶ場合など、様々である。
質疑・意見委員
今後、技術者不足の問題などが出てくると考えられるが、このあたりについてヒアリングを強化していくような検討は行っているのか。
答弁執行部
繰越明許については入札不調や技術者の確保の問題など様々な要因があると考えている。本市としても、市民サービスを円滑に提供する上でこのような事態はできるだけ避けたいと考えているため、今後とも関連部局としっかりと連携しながら、実勢価格を踏まえた予定価格の設定や、技術者の確保に向けた取組について、さらに検討していきたいと考えている。
質疑・意見委員
事業者から、工事が進まなければまた次の技術者を確保することが難しくなるという声も聞いており、先読みしながら取り組まなければ、今後、人手不足や技術者不足の問題が先延ばしになっていくと思うため、配慮するようお願いしておく。
質疑・意見委員
繰越明許費に関し、博物館リニューアル推進事業の進捗状況について尋ねる。
答弁執行部
現在、第1期工事の収蔵庫等工事に関しては、今年度いっぱいで工事を完了する予定で順調に進めている。第2期工事の南側広場工事は、令和7年度及び8年度の債務負担で、今回、7年度分を繰り越すこととしているが、予定どおり令和8年秋頃のオープンに向けて順調に進んでいる。第3期工事の本館改修工事に関しては、10月の入札不調に伴い再公募に向けて再検討を行っており、できるだけ早い時期に再公募を行い、工事を進めていきたいと考えている。
質疑・意見委員
今回の繰越額は、第1期工事から第3期工事のどの部分に該当するのか。
答弁執行部
第2期工事の南側広場整備工事の工事費のうち、前金や中間前金の請求がなかった分である。
質疑・意見委員
これまでの博物館のリニューアル推進について、近隣住民からどのような意見、要望が出ているのか尋ねる。
答弁執行部
近隣住民からの意見等は主に3つあり、駐車場増設のために立体駐車場を造ることに対して反対であること、東側の道路からの入口があるため、駐車場の増築に伴い生活道路の渋滞など交通量が増えることに対する不安、南側広場の擁壁等を取り壊して開放性のある改修を行っているため、防犯面での不安が挙げられている。
質疑・意見委員
現在、立体駐車場に関する意見等について本市はどのような見解であり、住民の納得はどのような状況なのか。
答弁執行部
住民の中には立体駐車場を造ること自体に強く反対している人はいる。現在、駐車台数を確保するために、立体駐車場ありきということではなく、なぜこの台数が必要なのかを説明し、理解を求めているところである。
質疑・意見委員
立体駐車場ということで、高さの問題やプライバシー、生活環境が脅かされるという話があったと思うため、立体駐車場にこだわらずに必要な台数を確保していくよう、改めて代案を求めておきたい。
質疑・意見委員
生活環境や交通量増加の問題についてはどのような対応をしているのか尋ねる。
答弁執行部
現在、博物館の駐車場の出入口は、南側及び東側の2か所に設けている。この出入口の使い方について、区役所や県、警察などと協議しながら、どのような形で交通量の調整ができるかを検討しているところである。
質疑・意見委員
広場の開放について、防犯対策はどのように考えているのか。
答弁執行部
南側広場の開放に関しては、現在、工事を行っている中で、防犯カメラの増設など夜間においても防犯、安全性を高めていけるように調整している。
質疑・意見委員
今後の住民との協議や要望を聞く予定について尋ねる。
答弁執行部
陳情書を受け取った後、11月に地元説明会を行っており、その後も陳情の代表者や百道浜校区の自治協議会の役員などと意見交換を行っている。次の説明会の時期はまだ決定していないが、できるだけ早く実施したいと考えている。
質疑・意見委員
せっかくリニューアルするため、地域住民と禍根を残さないように、しっかりと対応されたいと改めて求めておく。
質疑・意見委員
立体駐車場に反対している近隣住民がおり、なぜこの台数が必要なのかを丁寧に説明していくとのことだが、住民が感じていることや求めていることと、本市が博物館リニューアルに伴って必要とする台数について、最初の認識がずれていると理解を得られないし、一方的にこの台数が必要だと主張しても納得してもらえないと思う。景観形成地区になっていることもあり、住民と一緒にまちづくり、景観づくりをしてきたという背景も踏まえた上できちんとした説明を求めておきたいが、所見を尋ねる。
答弁執行部
リニューアルを行い、博物館としては、より一層魅力的な展覧会の開催などにより、多くの市民に楽しんでもらえるように取り組んでいきたいと考えている。これまで駐車台数が不足したときには東側道路に渋滞を起こすなど、地域住民に非常に迷惑をかけたことが過去にあった。そのようなことのないように、また、多くの人に来てもらえるよう駐車台数の確保を考えているため、これまでの駐車台数の推移なども含めて、住民に説明を尽くしていきたいと考えている。
2. 立地交付金制度の改正について
2.立地交付金制度の改正について 本件について、理事者から資料に基づき報告があった。 なお、次のような質疑・意見があった。
質疑・意見委員
ファブレス企業を軸とした半導体関連企業の集積のため、要件を緩和するとのことだが、他都市で同様の立地交付金制度があるのか尋ねる。
答弁執行部
要件や交付内容に違いはあるが、半導体関連企業の誘致に適用できる交付金制度は各都市において整備されているものと認識している。
質疑・意見委員
今回の改正内容は、他都市の立地交付金に比べて企業にとってどのような魅力があるのか。
答弁執行部
立地交付金制度は各自治体で要件や内容が異なるため、横並びでの比較は非常に難しいが、例えば札幌市では、面積要件はないが3人以上の雇用の創出が必要であり、また、名古屋市では面積要件は30平方メートル以上で2人以上の雇用を創出する必要がある。また、神戸市では面積要件はないが、5人以上の雇用を創出する必要がある。今回の制度改正により、要件の面では本市が優位性を有するのではないかと考えている。
質疑・意見委員
現在、本市もスタートアップの促進や九州大学の研究支援など創業、新規事業にも力を入れているが、本制度は新規事業者にも適用されるのか。
答弁執行部
立地交付金制度については、要件を満たせば新規の事業者でも適用可能となっている。
質疑・意見委員
現在の知識創造型産業における雇用への交付金は、市民正社員の場合、1人当たり50万円であるが、これを100万円にしようとしている理由を尋ねる。
答弁執行部
市民正社員の雇用を強化するため、倍額にするものである。
質疑・意見委員
過去に立地交付金で、他の雇用形態に比べて正社員についてのインセンティブを大きくする事例があったか尋ねる。
答弁執行部
令和4年10月に制度改正した際に、大規模研究開発拠点及び本社機能について、市民正社員の雇用に対する交付金を、1人当たり50万円から100万円に引き上げている。
質疑・意見委員
実際に正社員が増えていなければ、交付金が出ていくばかりであるが、令和4年の改正の実績はどうなのか。
答弁執行部
令和6年度に交付した企業による申請時の事業計画によると、雇用者数について、交付企業全体では1社当たり約12.6人であるのに対し、新しい制度を適用した企業では1社当たり28人となっているため、一定程度効果が出ているものと考えている。市民正社員の雇用も創出されており、制度に関してはしっかりと成果が出ているものと認識している。
質疑・意見委員
参考資料にこれまでの立地交付金の実績として平成14年から令和6年度までの雇用創出が1万3,631人とあるが、このうち、知識創造型産業はどのくらいを占めるのか。
答弁執行部
詳細なデータは持ち合わせていない。
質疑・意見委員
調べれば分かるということか。
答弁執行部
立地交付金を適用した企業に対し、所有型の場合は交付後10年間、賃貸型の場合は交付後5年間、雇用者数に関する調査をしているため、そのような調査の中で把握は可能である。
質疑・意見委員
1万3,631人の計算根拠を尋ねる。
答弁執行部
立地交付金の申請の際に企業から提出された事業計画による雇用者数を積み上げたものである。
質疑・意見委員
そうすると、申請時であれば、知識創造型産業について雇用者数を数えることはできるということなのか。
答弁執行部
古い資料から積み上げることは可能だと思うが、雇用者数に関しては、平成28年度の改正で、市民か否かに関するデータを取るようになったため、それ以前は正社員か非正規社員かという形でしか集計が取れず、詳細なデータは算出できない。
質疑・意見委員
知識創造型産業の誘致は、雇用と税収を増やすという立地交付金の2つの目的のうち、雇用を創出する面において、効果が出ていると言い切れるのか。
答弁執行部
先ほど答弁した調査の中で傾向は把握している状況であり、令和6年度に実施した調査を基に答弁すると、事業計画による操業開始時点での雇用者数は5,300人程度、調査時点での雇用者数は5,400人程度と微増となっており、正社員の割合については、操業開始時点と比較すると50%程度から72%程度にまで伸びている状況となっている。知識創造型産業においてはその伸びが非常に激しい状況であり、正社員の人数が4倍程度伸びるような統計データも出ているため、そのようなところで把握していきたいと考えている。
質疑・意見委員
知識創造型産業の税収面についての実績はどうか。
答弁執行部
令和6年度決算を基に答弁すると、知識創造型産業の税収額に関しては、700万円余の税収見込みとなっている。
質疑・意見委員
700万円という税収についてはどのように評価しているのか。
答弁執行部
全体の税収見込みは2億6,500万円余となっており、700万円は非常に少ない数字だとは認識しているが、税収の多くは本社機能の分野が占めているため、そのような数字が出ているものと認識している。知識創造型産業に関しては、小規模でスタートした後でも、今後、市内で大きく成長していく可能性がある分野であると考えているため、しっかり力を入れて誘致をしていきたい。
質疑・意見委員
半導体産業が伸びている状況はあると思うが、日本において今後どうなるのか、また、様々な自治体がある中で、本市が多額の交付金を出してまで集積する必要があるのかについては、今後、注視していきたいと意見を述べておく。
3. アジア美術館魅力向上に向けた基本計画の検討状況について
3.アジア美術館魅力向上に向けた基本計画の検討状況について 本件について、理事者から資料に基づき報告があった。 なお、次のような質疑・意見があった。
質疑・意見委員
報告資料には、警固公園との連携、一体化について、安全安心センター等の継続を前提としたとの記載があるが、継続すると認識してよいか。
答弁執行部
警固公園の安全安心センターやトイレなどの既存施設の機能自体については、継続することを前提に検討を進めている。
質疑・意見委員
既存施設の建て替えや公園内での移設の余地も残したままにするという意味合いなのか。
答弁執行部
機能は継続するが、公園内での配置については、警固公園に関係する人などの意見も踏まえながら、公園との連携、一体化を図ることができる空間構成を今後検討していく。
質疑・意見委員
例えば、安全安心センターは市民局、公園の地上部分は住宅都市みどり局が所管すると思うが、今後、連携、一体化を進めるに当たり、どこが主となり、どのように他局と連携を取っていくのか。
答弁執行部
指摘のとおり担当部署は複数にまたがるが、アジア美術館魅力向上に関しては現在も経済観光文化局が責任を持って他部署と連携しているところであり、引き続き、しっかり連携しながら検討を進めていきたい。
質疑・意見委員
これまでは直営で運営してきたと思うが、事業手法に関して民間事業者の活力をどう生かすかという視点からは、直営という選択肢は消えていくのか、またはそれも残した上で事業手法を検討するのか。
答弁執行部
整備後の運営については、施設管理面を中心に民間手法の活用の可能性について検討しているところである。ただし、作品の収集や展示、教育普及など美術館の中心となる機能については、引き続き、市の学芸部門、学芸員が担うことで、これまでの取組で培ったアジア美術館の強みを最大限発揮していきたいと考えている。
質疑・意見委員
事業手法は丁寧に検討しなければならない部分だと思っており、博物館も民間手法を生かす方式に変わっていくように、様々な施設が直営から民間活力の活用に変わっていく中で、アジア美術館が今後どうするかについてはしっかりと丁寧に検討されたい。
質疑・意見委員
警固公園の場所は、市内でも恐らく一番にぎわい、利便性のある場所の一つであると思う。せっかくこのような利便性が高く人が集まりやすいところにアジア美術館を拡充するのであれば、本市の美術の拠点であるべきだと思う。報告資料には、市美術館の作品の活用等も今後の展示計画の中で検討する旨の記載があり、もちろんアジア美術を中心に展示すればよいが、市美術館や博物館の収蔵品も含めて市民の財産であるため、アジア美術に限らずより野心的な計画にしてもらいたい。また、本市の美術品をグレードアップするという思いで計画を策定されたいと思うが、所見を尋ねる。
答弁執行部
市美術館、博物館の作品の展示について、指摘の点は認識しており、市美術館、博物館との連携という観点からも非常に有意義であると考えている。アジア美術館の魅力向上検討の中で、警固公園地下には、アジア美術館の所蔵品を中心に展示することを考えているが、具体的な連携策や展示計画については、今後、アジア美術館としての展示を考える中で検討していきたい。
質疑・意見委員
ぜひ、そのあたりの視点も踏まえて、より一層意欲的な構想にするよう要望しておく。
質疑・意見委員
報告資料に、アジア美術館の価値や魅力を広く市民に届け切れておらず、今からしっかりその魅力検討に取り組むとあるが、そもそも、市民がアジア美術とは何かを分かっているのかが疑問である。市美術館は昔からあり、世界の絵画や彫刻が展示されているが、アジア美術館はそのアジア版かと思ったらそうではなく、展示品は全く異なる。政治の風刺画や映画のポスターなどが飾ってあり、博物館に近いようなところもある。例えば、台湾の故宮博物館の肉形石などを、もし本市で展示するとしたら、博物館、アジア美術館のどちらで展示するのか。
答弁執行部
現段階では博物館が最もふさわしいとは思うが、作品の特性に応じて考えていくことになる。
質疑・意見委員
市民から見ると、アジア美術とは何かが全然分からない。せっかく天神でその魅力を広げていくのであれば、先ほども意見があったように市美術館や博物館の作品も展示しながら、それらの違いやアジア美術とは何かについても併せて市民に広げていかなければ、市民はアジア美術館の価値がどこにあるのか分からず、博物館か市美術館と一緒にしてもよいのではないかとしか思わない。我々議員でもそう思うのであるから、市民はもっと分からないと思うため、しっかり市民にも伝わるように分かりやすく展示し、様々な工夫もされたいが、所見を尋ねる。
答弁執行部
これまで本市は、市美術館に始まり、博物館、アジア美術館を開館し、連携して活動してきた。そのような歴史的な経緯も踏まえて、市民の貴重な財産を生かせるようなアジア美術館を目指し、これから策定する基本計画には、施設間で連携していくことについて示していきたい。
質疑・意見委員
生きていく中で芸術や文化も大事な分野であり、しっかり取り組まれたいが、アジア美術館については分かりにくいため、名前も含めて工夫されたいと要望しておく。
質疑・意見委員
参考資料1に有識者の声として、美術館の事業手法、公園の活用手法について、美術館の上が公園であることから、美術館と公園は切り離さず一体に活用する仕組みが望ましい、そのためには、柔軟な運用に向けて様々な観点から検討や議論が重要とあるが、これから工事が始まると、公園を高い塀などで囲って、市民が何年間か公園を利用できないことになるのではないかと懸念している。どれくらいの工事期間を想定しているのか、また、憩いの場である公園をきちんと利用できる状態で工事するのか尋ねる。
答弁執行部
地上部分の整備については、住宅都市みどり局とも引き続き連携して進めていきたいと考えている。地上部分にはエントランスやそれに付随する施設を整備することを考えており、工事期間や内容については、今後、事業手法を検討する中で整理していく。工事期間中は、地上部分を囲って憩いの場としての機能が一時期使えなくなる等公園利用への影響は一定程度想定しているが、施工方法を検討する中で整理して説明するなど、丁寧に進めていきたい。
質疑・意見委員
極力、市民が公園を使える環境も考慮されたい。福岡県西方沖地震の際、オフィス街で窓ガラスが落下するなどして一時的に警固公園に大勢の人が避難しており、避難場所としても非常に重要な場所でもあるため、当然、工事中も完成後も、憩いの場であることに加え都心部の一時避難所として使えるような整備をされたいが、所見を尋ねる。
答弁執行部
警固公園は、一時的な避難場所として指定緊急避難場所に指定されていることから、今後、具体的な計画が決まり次第、工事による影響範囲やその施工方法により避難機能の有無を決定することになる。その上で、仮に公園閉鎖等により避難場所としての機能に影響がある場合には、事前の周知や広報についても対応していきたい。
質疑・意見委員
都心の広場として重要な場所であり、相当な人数が一斉に避難、参集できる場所でもあるため、大事なスペースだということを認識した上で大切に使うよう求めておく。
質疑・意見委員
地下空間にはどうしても暗いイメージがあるため、施設自体が太陽光、自然の光を取り入れることができるような空間に仕上げた上で、公園と連携した美術館になるよう求めておきたいが、そのあたりの検討状況を尋ねる。
答弁執行部
具体的な整備については今後の検討事項になるが、地上部にも象徴的なエントランスを設けるなどして、地上の公園との連続性、一体性があり、地上からも期待感を持ってもらえるような施設にしたいと考えている。
質疑・意見委員
文化・スポーツ振興推進協議会では大阪で太陽光を取り入れた地下の美術館を見学し、経済観光文化局の担当者も同行していたと思うため、他都市の事例もしっかりと反映させながら、すばらしいアジア美術館を造り上げるよう求めておく。
質疑・意見委員
公園の建蔽率と制限がかけられている理由を尋ねる。
答弁執行部
公園の建蔽率は、通常であれば2%で、美術館などの教養施設についてはプラス10%、また、構造や使い方などによっては、さらにプラス10%上乗せできると聞いている。また、公園は住宅都市みどり局の所管になるが、制限されている理由は、開放的な空間など一定の広場空間の確保という観点があるものと認識している。
質疑・意見委員
公園の機能をむやみに制限してはならないということで公園の建蔽率が定められていると思うが、今回、エントランスや必要な空間を整備して、どのくらいの建蔽率になるのか。
答弁執行部
エントランスや必要とされる空間については、現時点で何%という具体的な数字はないが、法令等で定められた制約や条件の中で造っていくものと考えている。
質疑・意見委員
過去に本市は、水上公園にレストランを造り、公園の機能はほとんどなくなってしまった。アジア美術館が移転してきたから公園がなくなったという批判の声が出ないように、きちんと法令に基づいて整備を進められたい。
質疑・意見委員
車両のアクセスについて、市美術館では車寄せのスペースがあり、車椅子の人などがアクセスしやすくなっている。また、児童生徒を美術館までバスに乗せていき、対話型のワークショップなどを実施している。警固公園では、普段から渋滞しているところで車を寄せたり、バスを駐車させたりすることが大きな課題になると思うが、所見を尋ねる。
答弁執行部
具体的な計画は今後検討していくが、障がいのある人などに配慮した車のアクセスは大事だと考えており、ルールにのっとってしっかりと対応していく。また、一般の来館者や団体については、天神の中心部の立地であることを踏まえ、本市として公共交通機関の活用を含めて、周辺への影響が出ないような取組が必要であると考えている。
質疑・意見委員
車椅子を車に乗せて来館し、車椅子で鑑賞することは十分想定されるものだと思うが、今回の計画において、地上部で駐車、乗降して、地下の美術館に入っていくルートは想定しているのか。
答弁執行部
エレベーターやユニバーサルに配慮した設備を設置した上で、地上部分で駐車し、負担なく移動できるようなルートについて今後検討していく。
質疑・意見委員
そうすると、車寄せのスペースが要ると思うが、エントランスの中に含まれるのか。
答弁執行部
エントランスは人の出入りを想定しているが、車を寄せるスペースについては必要性を含めて検討していきたいと考えている。
質疑・意見委員
エントランスや車寄せによって、公園利用面積が少なくなり建蔽率が上がっていくとよくないと思うが、市美術館でも4台分くらい駐車スペースがあり、一定台数のスペースが必要であると思う。象徴的なエントランスを造る計画を抜かりなく進められたいと思うため、意見として述べておく。
4. 福岡城天守台調査の経過報告について
4.福岡城天守台調査の経過報告について 本件について、理事者から資料に基づき報告があった。 なお、次のような質疑・意見があった。
質疑・意見委員
天守台調査の結果、江戸時代のものと判断できるとのことだが、その決め手となったものは何か。江戸時代といっても260年と幅が広いが、どの程度まで時代を絞り込むことができるのか、また、今後、時代を絞り込むための研究などの予定があるのか尋ねる。
答弁執行部
今回、天守台で見つかったのは、建物の基礎を礎石と根石で固めたり、礎石と礎石の間に束石を置いたりしたもので、古くは飛鳥時代からある建物の工法である。この基礎構造は江戸時代までは一般的に使われていたが、明治時代以降は西洋建築やレンガ積み、コンクリート基礎等の新しい建築工法が入ってきたことにより姿を消している。今回の調査でしっかりとした礎石と根石の構造や束石が見つかり、また、そのような工法を用いていることを確認した上で、福岡城より前にはこの場所には建物が建てられていなかったことが、江戸時代の構造であると判断する根拠になっている。また、江戸時代260年間のどの年代か検討するに当たり、今回出土した遺物の中で、桐文の瓦が年代を特定する上で非常に参考になる資料となっている。桐文の瓦は豊臣秀吉に関係がある文様であり、秀吉の居城の大坂城や伏見城、その弟の豊臣秀長の居城であった大和郡山城などでも使われている。本市では小早川隆景、秀秋が居城としていた名島城で使われていたことが、発掘調査などで分かっており、その部材を江戸時代初めの1601年から福岡城を建て始めたときに持ってきたという記録が残っているため、この瓦も江戸時代の初めにこの場所に持ってこられたと考えられている。
質疑・意見委員
江戸時代の中でも初期まで絞り込むことができるということか。
答弁執行部
そのとおりである。
質疑・意見委員
報告資料によると、今後の協議等により調査範囲は変更する可能性があるとのことだが、例えば、令和8年度の調査予定範囲の中で調査箇所が変わるという意味なのか、または、調査予定範囲を広げて調査する可能性があるのか尋ねる。
答弁執行部
天守台外側については、現時点で調査予定範囲を超えることは考えておらず、天守台内側については、これまでの調査と文化庁の助言を踏まえ、今の段階で本市として想定している範囲であるため、今後、文化庁と協議を進め、範囲を検討していきたいと考えている。
質疑・意見委員
現在設定している範囲を超えることはなく、その範囲でより効果的な調査となるように調査箇所を検討していくという認識でよいか。
答弁執行部
天守台外側については、報告資料に記載の範囲から超えることはないと考えている。天守台内側については、今後検討していく。
質疑・意見委員
令和8年度の調査計画は発掘範囲の拡大ではないのか。
答弁執行部
令和8年度の調査については、7年度の調査を踏まえて天守台の内側の調査範囲、調査面積を広範囲に設定し直して、改めて調査を進めていくこととしている。
質疑・意見委員
令和7年8月22日の西日本新聞の報道で、発掘範囲を拡大すると報じられたことについて、局長は誤報だと述べていたが、結局、今回の報告で、範囲を拡大するという答弁をするということは、局長が誤報と言ったのが間違いだったのではないかと思うがどうか。
答弁執行部
報道があった8月の段階では、調査自体が6月末から開始したばかりで発掘調査もまだ進んでいない状況であり、本市としても調査範囲の拡大は一切検討していなかった。その後、今回報告した成果などが出てきたことから、12月25日に文化庁調査官が現地を視察して助言があった。その助言を基に、本市として改めて来年度調査について検討し、来年度の調査範囲を設定したものである。よって、8月の段階ではまだ調査範囲の拡大は考えていなかった。
質疑・意見委員
では、今回の範囲の拡大を決めたのはいつで、誰が出席したどのような意思決定機関で決めたのか。
答弁執行部
来年度の調査については、本市の発掘調査担当部署である文化財活用部で検討して決めたものである。時期は本年1月になってからである。
質疑・意見委員
1月のいつなのか。また、部だけで決められることなのか。局長の決裁などはないのか。
答弁執行部
今回の発掘調査範囲の拡大については、部内で検討し、今回、議会に報告した後に、文化庁に相談して最終的に決定することとしている。
質疑・意見委員
いつ誰が出席したところで、意思決定されたのかということが、まともに答弁されないようでは8月22日の報道以前から、発掘拡大を決めていたのではないかと言われてもおかしくないのではないか。再度答弁を求める。
答弁執行部
8月の段階では調査範囲の拡大は一切考えていなかった。今回、12月25日に文化庁調査官が現地を視察して助言があり、その後の調査範囲の案については、内部の協議で決定したものである。
答弁執行部
少し補足して説明すると、発掘調査がほぼ終わりかけの12月25日に文化庁調査官に現地を見てもらい、私も参加して文化庁の意見を聞いた。それを持ち帰り、もう年末であったため、まず文化財活用部で検討し、局内に報告した。その後、今後発掘をするには当然予算の計上も必要であるため、局として令和8年度も発掘していくこととして、予算編成の流れに沿って決めていったものである。
質疑・意見委員
最終的にどこで意思決定し、どこに責任があるのか、どのような資料を基にして行政が判断をしたのかをきちんと残しておかなければ、後々それが正しい判断だったのか間違いだったのか、議会も検証できなくなる。本当に、局長や部長の決裁など行政の手続はないのか。
答弁執行部
現時点では、来年度の調査範囲のうち当初計画していた天守台外側については、昨年度中に文化庁に申請して許可を受けているため、計画どおりに進めていきたいと考えている。また、天守台内側の調査計画については、12月25日に文化庁調査官から助言を受けた後、部内で案を検討したものである。今回提示しているものは現段階での本市としての計画案であり、まだ正式に決定しているものではなく、また文化庁と協議を行い、その時点で確定するものと考えている。
質疑・意見委員
同じ答弁の繰り返しであるが、令和8年度の調査範囲拡大をいつどのように検討し決定したのか、はっきりさせることが大事であると思うため、後で説明するよう求めておく。
5. 史跡の整備について
5.史跡の整備について 本件について、理事者から資料に基づき報告があった。 6.ボートレース福岡第3次経営計画(案)について 本件について、理事者から資料に基づき報告があった。 なお、次のような質疑・意見があった。
質疑・意見委員
外国人観光客への対応について、ボートレースは日本独自のもので、ボートレース福岡に外国人観光客に来てもらうよう推進していく方向性はよいことであり推進されたいが、現在、どれくらいの外国人観光客が来場し、どのような対応をしているのか尋ねる。
答弁執行部
外国人の来場者数については、来場時に国籍を確認することが難しいため把握していない。なお、令和7年4~12月に総合案内所において多言語ガイドブックを交付した枚数については、英語92部、韓国語57部、中国語9部、台湾語5部の合計163部となっている。
答弁執行部
外国人観光客への対応については、英会話ができるスタッフが多言語ガイドブックを活用しながら、ボートレースのルールや遊び方、舟券の買い方などを英語で説明している。
質疑・意見委員
私もボートレース場に行ってみたが、初心者で、何が行われているのか、また、舟券の買い方もよく分からなかったため、外国人観光客がいきなり行っても楽しめないだろうと思った。また、多言語化が進んでいないと感じた。何回も行っているわけではないため切り取った見解にはなるが、周りを見ても外国人観光客があまり見受けられず、少しもったいないと思ったのが実感である。報告資料にも、初心者や外国人にも分かりやすく丁寧に対応できる案内、接遇体制を充実とあるため、外国人観光客が楽しめるようなところを充実させてもらいたいと思っている。ボートレースパークも造って、若い市民にも楽しんでもらえるような場づくりも行う中で、成果指標の目標値として来場者数が57万人から60万人と3万人の増というのは少し消極的ではないかと感じるが、その根拠を尋ねる。
答弁執行部
来場者数の目標値については、現状値の57万人をもとに、全国のボートレース場における令和2~6年度までの前年比伸び率の平均値1.35%を乗じて、8~12年度までの来場者数の平均値を算出して設定したものである。電話、インターネット投票の普及により、来場者数の増加を図ることは容易ではなく、設定している成果指標は決して低い目標ではないと考えているが、目標を超えられるよう、経営計画に記載の取組をしっかりと推進していきたいと考えている。
質疑・意見委員
老朽化した競技棟の建て替えに向けた検討等を行うとのことだが、築何年経過しているのか。また、選手からどのような要望が出ているのか尋ねる。
答弁執行部
競技棟は1982年の竣工で、令和7年7月で43年が経過している。近年の猛暑に加えて施設の老朽化による断熱性能の不足や動線の悪さなどから、選手からは機能的かつ快適な環境空間を求める声が寄せられている。今後予定している競技棟の建て替えに当たっては、基本計画の策定段階から選手や関係団体の意見を聞きながら、選手が高いパフォーマンスを発揮できるような施設を整備していきたいと考えている。
質疑・意見委員
選手は命をかけてレースに臨んでいると言っても過言ではない状況の中で、一定期間ずっと缶詰めになるような施設であると思うため、きちんと選手たちの要望も聞いた上で取り組まれたい。
質疑・意見委員
成果指標のうち社会貢献認知度については51.8%から75%を目指していくとのことだが、今までのボートレース場の売上げから市民に対する福祉への貢献度は非常に大きいと思っており、パーク化を進めるに当たっては、市民にそのようなことをもっと知ってもらうきっかけにされたい。また、スケートボードをする場所がないという声がある中で、このような大きな場所ができることは非常に期待感が高いが、ボートレース自体が賭け事としてリターンを求めるという部分もあれば、純粋に競技として応援されているという側面もある。そのような中で、ここでスケートボードをしてオリンピックなど世界に出ていこう、ここから世界に出る人材を育てていこうというメッセージを早いうちから打ち出し、市民が競技者としてだけではなく、応援するためにもボートレースパークに行って、金銭だけではない様々な支援もできる形をぜひ整えてもらいたいが、所見を尋ねる。
答弁執行部
スケートボードは東京オリンピックにおける日本人選手の活躍を契機に若年層を中心に人気が高まっており、スケートボード関係団体からも要望があって、ボートレース場の隣にスケートボード場を整備することにしたものであるが、ここで若者が練習しスター選手に育っていくことを市民も応援する施設にしていけるように、本市としても整備、運営にしっかり取り組んでいきたいと考えている。
質疑・意見委員
現在、円安で個人の経済状況だけでは世界に出ていくことがなかなか難しい状況も考えられるが、才能のある人が世界に出ていける環境を整えるという意味で、ここは非常に可能性のある場所ではないかと思っている。本市がそのような取組を世界に先駆けて進めていく都市になると期待しているため、ぜひ、その心意気を聞かせてもらいたいがどうか。
答弁執行部
スケートボードを本気で楽しむ若者が世界に巣立っていけるよう、本市も整備及び適切な運営にしっかりと取り組んでいきたい。
質疑・意見委員
スケートボード場の整備は経済観光文化局が行うが、今の答弁内容は市民局の所管ではないか。経済観光文化局が選手の支援などもできるのか。
答弁執行部
指摘のとおり、スポーツの推進については市民局が所管している。経済観光文化局としては、あくまでスケートボード場を適切に整備し、競技しやすい施設にしていきたいという答弁であった。
質疑・意見委員
しっかりと整備し、市民局と一緒に連携していきたいという答弁が適切ではないかと思ったため、意見として述べておく。
質疑・意見委員
ボートレースパークの中で子どもの遊び場を提供するとのことだが、現在、子どもたちが安心して遊べる場所がないため、このような場所の整備は非常にありがたく、地域貢献になると思う。ただし、セキュリティー面等の心配があるため、対策について尋ねる。
答弁執行部
イベント広場については、営業時間が午前10時から午後10時までとなっている。それ以外の時間帯については、機械警備を用いてしっかりと警備していくとともに、追加で設置する遊具についても他の遊具と同様に利用者向けのサインを設置して、注意事項や安全な利用方法を周知していく。また、保護者が子どもを見守りやすいよう、ベンチや日陰棚なども整備して、防犯カメラの設置と日常的な巡視を行い、安全な運営に努めていきたいと考えている。
質疑・意見委員
ぜひ、安心して子どもたちが遊べるような場所になるよう求めておく。
出典: 福岡市議会 会議録検索システム
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