わかりやすい表現は現在準備中のため、原文を表示しています。
2月19日 午前10時0分開会 〃 10時40分閉会 1人から傍聴の申し出があり、これを許した。 議案審査 (1) 議案第1号 一般会計予算補正(第6号)〔関係分〕 (2) 〃 第7号 財産区特別会計予算補正(第1号) (3) 〃 第8号 市債管理特別会計予算補正(第3号) (4) 〃 第16号 特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定及び取扱事務の変更 (5) 〃 第17号 デジタル移動通信系防災無線設備更新工事請負契約の締結 (6) 〃 第24号 一般会計予算の補正に関する専決処分 以上6件を審査した結果、議案第24号については原案を承認すべきものと決し、他はいずれも原案どおり可決すべきものと決した。 なお、質疑・意見の概要は次のとおりである。
1. 議案第1号 一般会計予算補正(第6号)〔関係分〕
1号関係 ◯ 歳入に係る補正予算額のうち、個人市民税の金額が大きくなっている理由を尋ねる。
答弁執行部
当初の見込みより、納税義務者や給与収入総額等が増加したことによるものである。
質疑・意見委員
昨年も同程度の補正額となっているのか。過去3年間の推移を示されたい。
答弁執行部
過去3年間の個人市民税に係る補正額は、令和4年度が45億円余、5年度は補正を行っておらず、6年度が52億円余である。
質疑・意見委員
本市では市税収入が毎年増加傾向にあり、納税義務者数の増加は喜ばしいことである一方、当初見込額との乖離が大きい点を懸念している。適正額を見積もることで市民サービスの前倒しなどが可能になると思っており、補正額を抑える努力については検討の余地があるのではないかと考えるが、所見を尋ねる。
答弁執行部
本市の当初予算については、予算編成時点の税収の状況や過去の実績等を踏まえ、今後の伸びを見込んで計上している。国は、税収の上振れに伴い令和7年11月に3兆円規模の補正予算を措置しており、本市においても、当初予算成立後の経済情勢などの変化を受け今回の補正予算に至ったところである。今後とも、より適正な当初予算を計上できるよう努めていきたい。
2. 議案第17号 デジタル移動通信系防災無線設備更新工事請負契約の締結
17号関係 ◯ 昨日、市民局を説明員として議案審査を行ったところであるが、総合評価方式による制限付一般競争入札の執行に関して、本日は答弁できる理事者は出席しているか。
答弁執行部
財政局が所管する案件ではなく、手元に資料等がない。
質疑・意見委員
今回の入札では、受託者である(株)東芝のみが応札し、(株)クラフティアは辞退している。市民局からは、財政局とも協議の上適切な予定価格を設定しているとの答弁があったが、予定価格が低過ぎることによって、企業体力がなければ応札しづらい環境となっているのではないかとの課題認識を持っている。技術要件により一定程度事業者が限定される面があることは理解するものの、地場企業が参入しにくい状況は望ましくなく、公平性の観点からも予定価格の設定や入札の在り方を見直す必要があると考える。今後、地場企業への配慮も含め、契約手法の改善に向け検討してもらいたいと思っているが、所見があれば答弁されたい。
答弁執行部
当該案件の内容を承知していない部分もあるものの、入札に当たっては、事業内容や条件を精査した上で適切に執行する必要があると考えている。地場企業の振興は重要であると認識しており、その点も踏まえつつ、事業の特殊性にも配慮しながら適切な入札条件等を設定していきたい。
3. 議案第24号 一般会計予算の補正に関する専決処分
24号関係 ◯ 一般職職員給与費等の追加について、職員の時間外勤務はどの程度増加したのか。あわせて、同項目には立会人への報酬が含まれているのか尋ねる。
答弁執行部
立会人への報酬は、その他の選挙執行経費に計上している。また、職員の時間外勤務手当は、約1,966万円の増加を見込んでいる。
質疑・意見委員
時間外勤務手当が約1,900万円増とのことだが、時間数で示すことはできるのか。今回の選挙では休日出勤も含め多くの時間外勤務が発生するなど、選挙管理委員会事務局に大きな負担が生じたのではないかと考えており、職員が過重業務や苛酷な勤務状況に置かれていなかったか懸念している。衆議院解散に伴い業務量が急増することは想像できるものの、単に時間外勤務が増えたため補正予算の専決処分を行ったという整理ではなく、選挙期間中の業務量の偏りや体制の在り方についても検討が必要ではないかとの課題意識を持っているが、職員にかかる負担について答弁を求める。
答弁執行部
職員ごとに単価が異なるため、時間外勤務手当を時間数に換算することは困難であるが、約1,966万円の内訳としては、各局の職員も含む当日の投開票事務に係るものが大半である。また、選挙前の準備期間においては、選挙管理委員会事務局職員の時間外勤務が一定程度増加し、一部では深夜業務にも及んでいるものの、特に解散総選挙の場合は準備期間が短いため、やむを得ない部分もあると考えている。
質疑・意見委員
現場の労苦はねぎらうところであるが、職員が悲壮な覚悟を持って対応するのではなく、一定のゆとりを持って適切に従事できる体制を構築するよう要望しておく。
質疑・意見委員
ポスター掲示場の設置経費及び設置数を尋ねる。
答弁執行部
今回の設置数は7区合計で1,830か所である。また、費用については、製作費、設置費及び撤去費を合わせ約6,595万円となっている。
質疑・意見委員
今回かかった経費は前回の選挙より増加しているのか。
答弁執行部
ポスター掲示場の設置数は、前回の衆議院議員総選挙及び令和7年度に執行した参議院議員通常選挙と比べ一、二か所程度の変動であり大きな増減はない。一方で、昨今の物価上昇の影響もあり、前回の総選挙と比べ費用は若干増加している。
質疑・意見委員
ポスター掲示場を再利用することはあるのか。
答弁執行部
各区においてポスター掲示場の設置及び撤去を業者へ委託しているところであるが、本市として再利用を義務付けてはいないため、撤去後は各事業者が適正に処分しているものと考えている。
質疑・意見委員
以前から毎回処分するのはもったいないと感じていた。本市では再生紙を使用した特殊な掲示場を使用していると聞いているが、宮崎や東京などでは学校行事やイベント等で活用している例もあると承知している。様々な活用方法が考えられるため検討してもよいのではないかと思うが、これまで検討した経緯はあるのか。
答弁執行部
本市では、雨風や熱に強くポスター掲示場に適していることから、通常の合板に再生紙等を組み合わせた特殊な板材を採用している。また、掲示場にはポスターが強力に貼付されており、剥離が困難であることから現状では再利用していないが、今後は他都市の事例を研究していきたい。
質疑・意見委員
東京都を視察した際、ポスターが貼られたままの掲示場を切断し、文化祭で使う板として再利用している様子を目にしたところである。こうした活用方法は子どもや若者への選挙啓発の一つとなり得ると思うため、本市においても他都市の事例を参考に検討されたい。
質疑・意見委員
選挙当日は厳しい寒さであったが、何か対策は講じていたのか。
答弁執行部
選挙当日は降雪も予想されるなど気温の低下が見込まれていたため、各投票所の状況に応じ対策を講じたところである。公民館を投票所とする場合は空調設備が整っている一方、小学校の講堂兼体育館については、空調設備の設置工事中であり使用できない状況であった。そのため、可能であれば学校から石油ストーブを借用したほか、必要に応じてレンタル業者から調達するなどの対応を取っている。また、従事者や立会人向けにカイロを多めに用意するなど、各投票所において適宜対応したところである。
質疑・意見委員
答弁にあったとおり各投票所によって空調設備の有無が異なっており、小学校の講堂兼体育館では空調設備が整備されていても使えなかった例もあると聞いている。会場によっては学校などからストーブを借りたとのことだが、私の地元では準備されておらず凍える思いをしたとの声を聞いている。解散総選挙の時期が読めない中、選挙管理委員会が寒さ対策までを担うべきかどうかは別の話であるが、今回は会場によって対応が大きく異なる状況が生じている。寒さ対策については、各校区や地域の判断に任せているのか。
答弁執行部
今回は真冬の選挙であったことから、事前に各区の選挙管理員会と連携し、各投票所の設備状況に応じた寒さ対策を検討するよう申し合わせていた。具体的には、空調設備の有無や借用可能な機材の確認に加え、学校の場合には放課後児童クラブ室などの代替教室の活用可能性を検討することとしていた。しかし、一部の会場では対応が行き届いていなかった部分もあると思われるため、実情を確認した上で今後の選挙に生かしていきたいと考えている。また、事前に教育委員会に確認したところ、小学校の講堂兼体育館については、現在、空調設備設置工事の履行中であり、引渡し前の段階にあるため使用できないものと聞いていた。一方で、今後の選挙では使用可能となる見込みであるため、適切に活用できるよう教育委員会と協議していきたい。
質疑・意見委員
今回、期日前投票所となっていた東区のなみきスクエアを訪れた市民から、混雑によって投票完了までに1時間以上を要し、1時間までは無料とされている駐車料金を支払うことになったとの苦情を受けた。日時によっては混雑が生じることがあるとは思うものの、1時間以上を要する状態は好ましくないと思っている。市民全員が市役所に設けられた期日前投票所を利用できるものではなく、区役所も含めた近隣の施設において、長くとも二、三十分程度で投票できる環境が望ましいのではないか。今後の選挙でも期日前投票所が混雑する可能性があると考えており、各区の選挙管理委員会に調査を行うことなどによって、期日前投票所の混雑状況について研究してもらいたい。待ち時間が長くなることにより投票行動の抑制につながることのないよう、各区の選挙管理委員会とも十分協議を行い、今後の改善に取り組んでもらいたいと思っている。選挙管理委員会事務局の不手際等を指摘する趣旨ではないが、会場数も含め何か改善できることはないか研究されたい。
出典: 福岡市議会 会議録検索システム
「会議名でさがす」で総務財政委員会を選ぶと、2026年2月19日(木)の記録を確認できます。