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1月28日 午前10時0分開会 〃 10時50分閉会 1.運営理事の解任 維新の会の天野こう議員の議員辞職により維新の会が非交渉団体となったことから、今期における調査特別委員会を立ち上げる際の代表者会議での協議に基づき、運営理事に選任していた大沢めぐみ委員についてはその任を解き、運営理事会には、オブザーバーとして出席することで了承を得た。 2.福岡空港に関する調査 滑走路増設後の状況について 本件について、理事者から資料に基づき説明を受け、調査を行った。 なお、質疑・意見の概要は次のとおりである。
1. 2025年度の旅客見通しと中国情勢の影響
質疑・意見委員
参考資料3に2025年度の旅客数等の見通しについて記載があるが、上半期の状況を踏まえた2026年3月分までの年度としての見通しとの理解でよいか。
答弁執行部
空港運営会社が3月までの通期の見通しを発表したのは11月で、算出時期はそれよりもかなり前であるが、おおむね上期の実績などを踏まえた見通しになっているものと認識している。
質疑・意見委員
令和7年11月11日に行われた第1回福岡空港機能向上検討委員会では、国会での高市総理大臣の発言の影響により中国からの団体客が激減している状況について何か議論はあったのか。
答弁執行部
指摘のようなことについて議論はされていない。
質疑・意見委員
11月7日の国会答弁から報道が広がり、例えばホテルでも予約がなくなり従業員も急に休むように言われたなど即時に影響が出ている。令和7年度の見通しはそのような状況を踏まえたものではないと考えるが、空港運営会社としてはどのような見解を持っているのか。
答弁執行部
中国情勢の変化による福岡空港への影響については、空港運営会社によると、12月までは中国路線の大きな減便はなく、1月に入り便数の減少はあるが、一方で韓国路線などが増加しており、国際線全体での影響は限定的であると聞いている。
質疑・意見委員
例えばホテルでは、中国からの宿泊客であれば高い料金でも部屋が埋まっていたが、それが減ったため宿泊料金を下げ、違う国からの宿泊客が来ている状況である。航空会社もキャンペーンで運賃を安くするなどして席を埋めるという状況があると考えられるため、今期の見通しがこれでよいのかどうか、しっかり見ていく必要があると思うと意見しておく。
2. 処理能力向上と乗務員育成・運航遅延
質疑・意見委員
1時間当たり40回から45回に処理能力向上が想定される一方、パイロットなど乗務員の育成がどのような状況なのか心配だが、具体的な状況については把握しているのか。
答弁執行部
パイロット等の乗務員の育成に関しては、国において適切に指導監督が行われると考えている。
質疑・意見委員
最近、航空機の運航遅れがよくあり、着陸後など作業に時間がかかってしまっているのかと感じるところがある。安全な運航であるべきであるため、人材育成については本市としても注視し、しっかり対応するようお願いしたいとの声を届けてもらいたい。
3. 騒音調査のスケジュール
質疑・意見委員
騒音調査に関するスケジュールや内容の詳細について、本市も把握しているのか。
答弁執行部
国が実施する騒音対策区域見直しのスケジュールは、今後、国が騒音測定を行い様々なシミュレーションなどを行って、新区域案の作成、地域への説明の後、告示となっている。騒音測定については今冬に実施され、その後来夏に実施されるとのことだが、具体的な測定時期や、新区域案の作成、説明の時期などの具体的なスケジュールはまだ聞いていない。
質疑・意見委員
住民の健康にも関わることであり、様々な苦情等が本市に届くこともあると思うため、本市としても測定の時期やポイントを把握し、住民の声もしっかりと受け止めて反映されるように取り組まれたい。
4. 航空分野の脱炭素と空港の緑化
質疑・意見委員
ジェット機の飛行時のエネルギー消費量について、本市としては関係機関と何かやり取りをしているのか。
答弁執行部
航空機からのCO2排出量削減など、航空分野全体の脱炭素化の取組が国を中心として進められている。国際的にも2050年までに航空分野でのカーボンニュートラルという目標があり、国などにおいて今後さらに脱炭素化の取組が進められていくものと考えている。
質疑・意見委員
福岡市・福岡国際空港(株)協議会幹事会において、福岡国際空港(株)に本市から緑化への協力を申し入れた旨の記載があるが、具体的な内容を尋ねる。
答弁執行部
空港自体の脱炭素の取組については、空港管理者である国が中心となって取り組んでいるが、これまでも同社にはターミナル施設内の緑化などに取り組むよう申し入れており、空港運営会社としても空港施設の緑化は重視していると聞いている。例えば、国際線ターミナルの屋上を利用して、カルコパイライトという軽くて曲げられる太陽光発電設備の設置など、空港の脱炭素化計画に基づき取組が進められているものと認識している。
質疑・意見委員
本市は2040年カーボンニュートラルに向け計画を進めているところであるが、ジェット機の使用燃料は非常に大量であるため、そのような面についてもしっかりと声を届けてもらいたい。先週東京に行ったが、電車から見えるビルや立体駐車場の壁面や屋上の緑化、木質化などが進んでいると感じる。福岡空港を見るとまだ緑化していくポテンシャルはあると思うため、環境問題を改善させる意味でも本市の考えをしっかり届けられたい。
5. 滑走路増設後の遅延改善
質疑・意見委員
滑走路増設後、航空機の遅延については改善されたのではないかと感じているが、客観的な数値や資料はあるのか。
答弁執行部
現時点で国から滑走路増設後の効果に関する具体的な数値は示されていない。しかしながら、滑走路が2本になったことにより、一方の滑走路が閉鎖された場合でももう1本の滑走路を使用できるため、効率的な運用ができていると国から聞いている。
質疑・意見委員
滑走路が2本になって、出発から遅延するような状況や空港上空でなかなか着陸できない状況は改善されているように思うため、もし数値的に分かるのであれば、ぜひ把握してもらいたい。
6. タクシー乗り場の運用と登録制
質疑・意見委員
令和7年1月31日の福岡市・福岡国際空港(株)協議会幹事会において、交通事業者乗降場等の運用に当たっては、過度な負担とならないよう、また、利便性が損なわれることがないよう申し入れたとのことだが、その具体的な内容及び対応状況を尋ねる。
答弁執行部
国際線ターミナル地区については、令和6年12月にアクセスホールが整備され、バス、タクシーの乗り場等が整備されたところである。配車予約したタクシーの乗り場もきちんと整備されている。7年4月から、福岡空港の国際線についてはタクシー乗り場の利用が登録制になったところである。登録開始当初と比べ、登録台数も増えてきているが、引き続き、空港運営会社に対しては、空港利用者やサービスを提供する事業者の利便性が向上するように協議していきたいと考えている。
質疑・意見委員
直近のタクシーの登録台数を尋ねる。
答弁執行部
現時点で福岡空港に登録しているタクシーの台数は、2,683台となっている。
質疑・意見委員
市内全体のタクシー台数を尋ねる。
答弁執行部
(一社)福岡市タクシー協会に登録している台数は令和5年時点で5,599台である。約半数のタクシーが福岡空港に登録している状況である。
質疑・意見委員
現在、国内線も国際線もタクシーの利用者は配車アプリの利用者が圧倒的に多く、インバウンドの人もアプリを使っている。しかしながら、国内線の予約タクシー乗り場は何台止まるのかと思うほど狭い。駐車場から入っていくところにあり場所としてはよいが、一般車両も含めて同じ車列になるため、福岡国際空港(株)に相談し、予約タクシーについては、国内線も含めてぜひ乗り場を確保されたいと要望しておく。
7. 便数・搭乗率のあり方
質疑・意見委員
宮崎からの最終便に乗った際、福岡空港の営業時間内に間に合わずに北九州空港に着陸し、そこからバスとタクシーで深夜に帰宅したことがあった。このようなことが増えている気がしている。ちまたでは福岡行きの飛行機の最終便には乗らないと言っている人も多いようだが、そのような状況は好ましくないと思っている。搭乗率が低い国際線の便が増え、どんどん遅延が発生して利用者にとってあまりよくない状況になるのはどうかと思うが、各便の搭乗率は分かるのか。搭乗率が低い便は減らすなどしなければ便利にはならないし、便数があればよいというものでもないと思うがどうか。
答弁執行部
路線ごとの座席利用率については、国内線であれば国が開示している。令和6年度は国内線も非常に好調で、座席利用率が低い路線は天草便くらいで、地方路線も含め利用率が高い状況である。国際線については各路線の乗降客数が公表されないため、座席利用率は分からない。
質疑・意見委員
天草路線をなくせというのではなく、あったほうがよいと思うし、キャンペーンの仕方なども様々あると思う。例えば、釜山行きが1日に3社も4社も出発し搭乗率が全て60~70%程度であれば、2社にしてもよいのではないか。遅延が目立つ部分があるため、我々市民にとって便利さにつながるよう求めておく。
8. 騒音対策区域の見直しと飛行経路・補助制度
質疑・意見委員
国は第2滑走路供用開始後の航空機騒音の測定を実施し、その結果を踏まえて、新しい区域を見直す予定とのことだが、滑走路が増えたことでこの範囲は広がると考えてよいか。
答弁執行部
国によると、昔に比べて航空機の発する音が小さくなったことは騒音の影響する範囲が小さくなる要素である一方、発着回数の増加や、第2滑走路が西側にできたこと、また、航路が少し変わったことは、区域の拡大や変更の要素でもある。実際には測定してシミュレーションしてみなければ分からないと聞いている。
質疑・意見委員
いつ頃分かるのか。
答弁執行部
現在、国から聞いている話では、今冬に騒音測定後、もう一度夏に測定があり、それらを基に様々なシミュレーション等を行って、騒音対策区域の案を作成していくとのことだが、測定結果や騒音対策区域の案を住民に説明できる時期がいつ頃になるかはまだはっきり示されていない。
質疑・意見委員
報道では、航空機の着陸する航路が南部からの進入と伝えられたと思うが、現状について尋ねる。雨天時などに航空機が雑餉隈上空を通過することがあり、自宅から機体のアルファベットが全部見えるくらいのところを飛んでいっている。騒音対策区域の図からすると、自宅はぎりぎり端のほうにかかっているところだが、どのような状況なのか。
答弁執行部
福岡空港については、おおむね北側からの進入が7割、南側からの進入が3割となっている。一部、天候が悪いときなどには直線進入といって久留米付近から真っすぐ進入する場合があるが、僅かである。
答弁執行部
飛行経路については、年間3割ほどの南側からの進入のうち一番多いのは視認進入といい、天神付近を通過して春日市付近で急旋回し空港へ進入する方式である。現在、環境影響評価書を踏まえた、1時間当たり45回の処理能力についての技術的検討を国に要請しているが、環境影響評価書にはGPS方式でもう少し西側に回転の半径が広がるようなコースが示されている。環境影響評価書は10年以上前に作成されたものであり、最新の技術でどのようになっていくか示すことはまだできないが、若干西にずれながら回転していくコースを基本として検討が進められていくとのことである。
質疑・意見委員
騒音対策区域には第1種区域、第2種区域、第3種区域とあるが、それぞれどのような補助制度、助成などがあるのか。
答弁執行部
騒音対策区域の第1種区域はLdenという指標で62デシベル以上の区域で、主に住宅に対する防音工事や防音工事を行った住宅の経年後の空調機更新工事への助成などを行っている。また、第2種区域はもう少し騒音が大きな区域で、当該区域から転出する人に対して国が土地の買上げや移転補償を行っている。第3種区域が一番内側になるが、移転補償跡地などを活用し、緩衝緑地帯の整備事業を行っている。
9. 新規就航状況
質疑・意見委員
新規就航状況について、資料では花巻や仙台への路線にフジドリームエアラインズが新規就航として記載されているが、これはJAL便がもともとあったところが変わったため新規として取り扱っているのか。
答弁執行部
そのとおりである。フジドリームエアラインズの仙台便、花巻便は、もともとJALが運航していたものであるが、フジドリームエアラインズとしては新規就航であるため、新規として取り扱っている。同じく新千歳便も、JALが運航していた便のうちの1便である。スターフライヤーの仙台便は、他路線からの振替であるが、仙台便としては新規就航であるため、新規として記載している。
出典: 福岡市議会 会議録検索システム
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