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発言のやり取り

条例予算特別委員会 福祉都市分科会2026年3月12日(木) 開催

1. 市営住宅の集会所の木造建て替え

質疑・意見委員
市営住宅の整備について、新規事業である既存集会所の木造による建て替えは、木造から木造に建て替えることも視野に入れた施策ですか。
答弁執行部
市営住宅の既存集会所については、今のところ木造のものはなく鉄筋コンクリート造で建てているため、令和8年度に建て替え木造化します。なお、市営住宅については木質化にも努めており、住宅内・集会所内についても使えるところには木を使うように心がけています。
質疑・意見委員
地産地消を進めているところであり、木造の集会所の建設を進めていくようお願いしておきます。

2. セーフティネット住宅

質疑・意見委員
セーフティネット住宅について、応募要件を2人以上の世帯(親族に限る)としているものがありますが、登録されている住宅を見ると、とても2人では住めないような広さの住宅も多く、逆に2人以上住めるような住宅の場合、セーフティネット住宅とはいえない家賃となっています。このような状況を把握していますか。
答弁執行部
セーフティネット住宅については、令和8年2月末時点で約6,000戸の登録があり様々な住戸があります。指摘があったように狭い住宅もあれば広めの住宅もあり、様々な世帯が入居できるようにできるだけ登録を増やしていきたいと考えています。広めの住宅についても登録されるよう周知に努めていきたいです。
質疑・意見委員
よい施策であるため、ちぐはぐになっている部分を埋められるように今後の取組をお願いしておきます。

3. 子育て世帯市内引越し応援事業(指定校区)

質疑・意見委員
子育て世帯市内引越し応援事業について、市ホームページに2月20日時点の資料が掲載されていますが、問合せはどのくらいあっていますか。
答弁執行部
2月16日の市長会見後は1日50件程度の問合せがありました。その後、よくある質問としてQ&Aを掲載したところ、現在は1日10〜20件程度となっています。
質疑・意見委員
ホームページを見ると、指定する校区との記載がありますが、指定する校区とは具体的にどんな校区ですか。
答弁執行部
一定期間学級数が多いような校区を指定することを考えています。
質疑・意見委員
指定する校区について、どんな制限がかかりますか。
答弁執行部
複数年、過大規模校になっている校区への新たな住み替えについては、住宅取得費や家賃の助成を行わないよう考えています。ただし、校区内での転居については助成することとしています。
質疑・意見委員
指定する校区が決まれば情報提供してください。
質疑・意見委員
過大規模校の児童生徒数をこれ以上増やさないための制限ということですか。
答弁執行部
過大規模校区の児童生徒数を増やさないということと、当該校区については既に子育て世帯が一定数住んでいるため、市内全体の子育て世帯の居住バランスや地域コミュニティの形成の観点等から、このような施策内容としています。
質疑・意見委員
本来どこに引っ越すかは自由だと思いますが、どうですか。
答弁執行部
引っ越しそのものは自由ですが、今回支援の対象とするか否かの判断において支援の対象外としているものです。なお、支援には住宅取得費・家賃・引っ越し費用の助成があり、引っ越し費用の助成については対象としています。
質疑・意見委員
今一つ納得がいきません。そのような施策とする必要があるのかという疑問がありますが、いかがですか。
答弁執行部
今回の新規事業については、住み続けたい人が住み続けられるということを一番の狙いとしています。その観点から、過大規模校の校区等の指定する校区であっても、その校区内で住み続ける場合には支援の対象としており、校区外から指定する校区に引っ越す場合は引っ越し費用を除き支援の対象外としているものです。
質疑・意見委員
平成30年頃から同種の事業が実施されていたと思いますが、既存の事業との違いを説明してください。
答弁執行部
平成30年度から子育て世帯住替え助成事業を実施しています。これまで様々な拡充等を行ってきており、現在の制度は引っ越し費用、中古住宅の購入費を対象としています。新規事業は家賃と新築住宅の購入費を追加しています。
質疑・意見委員
市外からの住み替えは対象ではないとのことですが、市外からの流入を促進する施策としたほうが、市長が掲げる固定資産税の増による歳入増に資すると考えます。そのような施策を今後行う予定はありませんか。
答弁執行部
今回の住替え助成は、近年の建築費や人件費等の高騰に伴う住宅価格や家賃の上昇等を踏まえ、市内に住み続けたい子育て世帯が住み続けることへの支援として行うものであり、市内に居住する子育て世帯を対象として市内での転居について助成を行うこととしています。
質疑・意見委員
高齢者や子育て世帯に該当しない、子育てを終えた世代等への助成は今後予定されていますか。
答弁執行部
高齢者・障がい者・低額所得者などの住宅確保要配慮者に対しては、それぞれの属性に応じた住宅支援を行っています。家賃低廉化補助等も行っており、引き続き市内の世帯や住宅などの状況を踏まえながら必要な支援に取り組んでいきます。

4. 三世代同居・近居住替え支援事業

質疑・意見委員
三世代同居・近居住替え支援事業について、近居とする距離を1.2キロまでと設定した根拠を教えてください。
答弁執行部
直線で徒歩15分程度となる距離にしています。
質疑・意見委員
助成の対象となる距離を延ばすよう要望しておきます。
質疑・意見委員
持ち家である世帯の近くに転居する場合も対象となりますか。
答弁執行部
住み替えを行う世帯については、当該ケースも対象となります。

5. 狭あい道路拡幅整備

質疑・意見委員
狭あい道路拡幅整備の推進について、対象を幅員4メートル未満としている根拠を教えてください。
答弁執行部
建築基準法の道路の規定を準用しています。
質疑・意見委員
幅員4メートル以上の道路を拡幅する場合、費用の負担が生じるようですが、助成の対象とする予定はありませんか。
答弁執行部
現状4メートル未満の道路を対象としています。
質疑・意見委員
町内会費で費用を負担しているとの声も聞くため、助成の対象拡大を求めておきます。

6. 一人一花運動・Fukuoka Flower Show

質疑・意見委員
一人一花運動の推進について、花で共創のまちづくりの定着に向けた持続可能な仕組みづくりとありますが、Fukuoka Flower Showの開催目的と、取組をどう持続可能なものにしていくのか教えてください。
答弁執行部
Fukuoka Flower Showは、イギリスのロンドンで開催されているチェルシーフラワーショーを参考にしており、ガーデン文化の定着による市民生活の質の向上、観光・MICEの推進、ビジネス・社交の場づくりなどを目指して花をテーマとしたMICEとして実現したいと考えています。Fukuoka Flower Showを単なる一過性のイベントで終わらせることなく、フラワーショーで育った人材や活動の広がり、まちなか花装飾などをレガシーとして残せるよう事業を実施していきたいです。
質疑・意見委員
ガーデン文化をしっかり残すことや、花と緑にあふれるまちづくりに大きく寄与できる内容だと思うため、持続可能な取組となるよう要望しておきます。
質疑・意見委員
一人一花運動の推進について、市民や企業の活動支援の取組内容を教えてください。
答弁執行部
市民等への助成については、本市と両輪となって花と緑によるまちづくりを進めている福岡市緑のまちづくり協会が、自主財源を活用して地域の花づくり支援事業として実施しています。
質疑・意見委員
地域の花づくりや森づくりなどに緑のまちづくり協会が助成していることは聞いています。花壇の大きさなどにより助成金額が異なると聞いていますが、公民館や校区内にある民間事業者が一人一花運動を継続しようと考えた場合における助成金の範囲や金額を教えてください。
答弁執行部
助成の基準は様々あり、例えば5年以上活動継続が可能であること、会員が5人以上であること、花壇面積が10平米以上であることなどがあります。助成金額は、認定後最初の5年間は花壇づくりや道具購入などの初期段階における設備費用を考慮し、1平米当たり年間2,000円で20万円を上限としています。6年目以降は活動が安定することを見込み、1平米当たり年間1,000円で10万円を上限としています。
質疑・意見委員
地域の人は一人一花運動で表彰を受けたりしながら喜んで取り組んでいます。5年間一生懸命に取り組み、取組が定着して肥料や土、新しい苗などを作る中で6年目以降は助成金が10万円に減額されるとなると、自助努力はしてもらっていますがレベルが落ちるのではないかと危惧しています。助成金の増額は難しいと思いますが、市民等が継続できる取組とするため支援を拡充できないかと思いますが、いかがですか。
答弁執行部
一人一花運動も9年目に入り、地域の人が一生懸命取り組むことによってまちなかに花があふれるような状況に成長していると認識しており、引き続き支援していきたいです。助成については緑のまちづくり協会が自主財源を活用しながら実施しているため、協会と連携して課題の整理をしていきたいです。本市においても土壌改良や散水栓の設置、保水タンク付きフラワーポットの導入など主にハード面を整備し支援を実施しています。また、民間からの支援として一人一花割引店舗の拡充などを図っています。フラワーショーを開催するに当たり、民間事業者と一緒にFukuoka Flower Showを支えていく仕組みとしてFFSメンバーシップ制度を導入しており、登録者も増加していることから民間との関わりが広がっています。フラワーショーの開催という流れやチャンスを生かしながら、市と緑のまちづくり協会が適切に役割分担を行いつつ、民間の力も活用することで助成や支援の拡充・強化に努めていきたいです。
質疑・意見委員
様々な形で緑のまちづくり協会にも支援できるよう取り計らってください。一人一花運動には市民だけではなく企業や団体にも取り組んでもらっていますが、まち全体にしっかり広がるよう取組を進めてください。財源として宿泊税を活用することは可能ですか。
答弁執行部
フラワーショー関連予算には宿泊税も一部充当しています。

7. 近隣公園の配置

質疑・意見委員
近隣公園が校区に1つは必ずあると聞きましたが、1つも公園がない校区はありますか。
答弁執行部
近隣公園は小学校区単位での設置を基本としていますが、当面は中学校区単位での設置を進めています。近隣公園がなくても総合公園などの大規模な公園がある校区は近隣公園がある校区としてカウントしており、69中学校区中53校区で設置しています。いずれもない校区は16校区です。充足率は77パーセントです。
質疑・意見委員
充足率100パーセントを義務づける規定はありますか。
答弁執行部
福岡市公園条例において、1人当たりの公園面積を10平米確保するという目標を掲げています。また、福岡市みどりの基本計画で、各小学校区単位を原則とするも当面は中学校区単位で近隣公園を配置するという目標を掲げており、目標達成に向けて取り組んでいきます。
質疑・意見委員
公園には老若男女問わずみんなの憩いの場になるという大事な役割があると思うため、計画的に取組を進めてください。

8. 公園愛護会・企業版公園愛護会

質疑・意見委員
公園愛護会と企業版公園愛護会の団体数を教えてください。
答弁執行部
公園愛護会は令和6年度末時点で1,376団体、企業版公園愛護会は7年度に開始した制度で、8年2月末時点で7団体を認定しています。
質疑・意見委員
公園愛護会と企業版公園愛護会との違いを教えてください。
答弁執行部
企業版公園愛護会は、事務所等が公園の近くにある企業等が以前から公園の清掃をしていた事例があったため、公園の維持・美化活動により気軽に参加してもらえるよう、月1回程度清掃活動を行う企業等に対しゴミ袋の配布・回収、ホームページでの活動紹介などの支援を行っています。
質疑・意見委員
公園愛護会と企業版公園愛護会のいずれもが清掃活動を行っている公園はありますか。
答弁執行部
同じ公園でそれぞれ活動しているケースはあります。
質疑・意見委員
近隣公園や都市公園も含めて、公園愛護会が継続して活動しているところに企業が加わることは大変ありがたいと思っています。公園愛護会は毎年解散団体が出ている現状もあるため、企業や公園愛護会が活動を継続できるよう会員の声を聞きながら取組を進めてください。

9. 街路樹の維持管理・サポーター

質疑・意見委員
12ページの公園等の適正管理にある街路樹等の維持管理と、11ページの緑化の啓発・推進にある街路樹の整備について、それぞれの内容を教えてください。
答弁執行部
街路樹の維持管理については緑のまちづくり協会に委託しており、その委託料を計上しているのが12ページの公園等の適正管理にある街路樹等の維持管理です。11ページの緑化の啓発・推進では、都心の森1万本プロジェクトにおいて街路樹の高質化や空きます等への補植、また、香椎アイランド線の街路樹の再整備などに取り組むものです。
質疑・意見委員
以前から街路樹サポーターを募集して取り組んでいると思いますが、現在の登録人数を教えてください。
答弁執行部
街路樹サポーター制度については徐々に増加しており、令和8年2月末時点で240人の登録となっています。
質疑・意見委員
より多くの人に知ってもらい、活動してもらえるよう支援してください。

10. 市営住宅の高齢者向けシェアハウス

質疑・意見委員
市営住宅について、高齢者に向けたシェアハウスの試行実施の概要とスケジュールを教えてください。
答弁執行部
シェアハウス事業について、実施する住宅は千代六丁目西住宅です。もともとは建替促進住宅として、博多区・東区の大規模市営住宅の建て替えの際に仮住まい専用として用意していた住宅が3棟ありましたが、建て替えが一段落したことから計画を見直した上で2棟で運用することとし、残りの1棟を有効活用するため一般に公募する住宅として千代六丁目西住宅の名称で79戸を用意しました。そのうちほとんどの住戸は児童数の少ない校区でもあることから子育て世帯向けに多く割り振った上で、第1弾として子育て世帯を20世帯、一般世帯を16世帯、計36世帯で募集を行い、現在入居している状況です。また、住戸の修繕が終了次第、第2弾としての募集を考えており、その住宅の一部を利用してシェアハウス事業を実施します。千代六丁目西住宅の前身が建て替え用の住宅であったことから、3DK・約61平米という単身者にとっては相当広い住戸しかないものの、周辺環境は大型商業施設や病院が近いことから単身者にも提供したいという考えがあったため、他都市の状況も調査し、少数ではありますがシェアハウスの事例があることも踏まえ、住宅の一部を利用してシェアハウス事業を試行実施することとしました。なお、他人同士が共同で住むことについては他都市の事例からも大きな課題だと認識しているため、まずは2〜3戸での実施を考えています。
質疑・意見委員
2〜3戸の募集について、いつ頃の申し込み開始を考えていますか。
答弁執行部
制度設計の段階であり、現時点で募集はしていません。令和8年度のできるだけ早い時期に募集を開始したいと考えていますが、現在は先行する他都市の状況や、市内の居宅支援法人、介護支援事業者、病院関係者などにヒアリングを行っているところです。その上で本市独自の手法も含めて制度設計を行い募集したいと考えています。
質疑・意見委員
高齢の他人同士が突然一緒に住むことには問題や課題も多いと思いますが、今後さらに取組が進むことが考えられる事業であると思うため、他都市の成功事例なども研究しながら取組を進めてください。全市展開までにはハードルがあるかもしれませんが、様々な場所で実施できるようにし、シェアハウスの利点について私たちも啓発していきたいと考えているため、支援を求めておきます。
質疑・意見委員
他都市では、応募がほとんどない市営住宅の空き住戸について介護サービス付き住宅として事業者が入り運営している事例があります。本市においてそのような対応は考えていませんか。
答弁執行部
本市においても障がい者グループホームに市営住宅の住戸を活用している事例はあります。今後も他都市の状況を見ながら検討を進めていきたいと考えています。
質疑・意見委員
交通不便地にも市営住宅が多くあるため、応募がないところについては利活用できるよう取り組んでください。

11. 民間建築物のアスベスト対策

質疑・意見委員
民間建築物の吹付けアスベスト対策の予算が令和7年度から増額となった理由を教えてください。
答弁執行部
令和8年度予算の1,150万円は、7年度から690万円の増です。吹付けアスベストの飛散による健康被害を防止し生活環境の保全を図るため、分析調査や除去の促進に向けて制度の拡充を行っています。補助対象を多くの人が利用する建築物から全ての建築物へ拡大し、除却等工事の補助上限額を120万円から300万円に引き上げています。
質疑・意見委員
令和6年度の実績を教えてください。
答弁執行部
令和6年度の分析調査・除去工事の実績はありません。なお、7年度は分析調査について1件申請があっています。
質疑・意見委員
アスベスト対策の助成金があることについても周知してください。

12. 擁壁工事への助成(盛土規制法)

質疑・意見委員
盛土規制法等に係る業務に関して、令和7年度より実施している宅地の防災対策として擁壁工事への助成について、実績を教えてください。
答弁執行部
令和7年度は4件の助成を行っています。
質疑・意見委員
助成した4件以外の申込みや問合せはなかったのですか。
答弁執行部
そのほかにも相談や令和8年度に向けた工事について問合せを受けており、引き続き支援を継続していきます。
質疑・意見委員
需要があるのであれば拡充も検討してください。

13. 土砂災害等危険住宅移転事業

質疑・意見委員
土砂災害等危険住宅移転事業補助金について、令和7年度の実績を教えてください。
答弁執行部
令和7年度の実績は1件です。
質疑・意見委員
当該補助金はハザードマップで危険区域にある住民が移転を希望するときに使える補助金です。除却した後の土地の問題もあると思いますが、今後も需要があると思うため引き続き支援してください。
質疑・意見委員
土砂災害等危険住宅移転事業を実施した場所を教えてください。
答弁執行部
早良区東入部です。

14. 公園の再整備(壱岐団地北公園)

質疑・意見委員
公園の再整備について、壱岐団地北公園に係る予算と整備スケジュールを教えてください。
答弁執行部
壱岐団地北公園の再整備については、隣接する壱岐団地緑地と合わせて行う予定であり、予算額は1億6,700万円です。令和7年度に実施設計を行っており、8年度より工事に着手する予定です。
質疑・意見委員
令和7年度の取組内容を教えてください。
答弁執行部
令和7年度は地域とのワークショップを9月から12月までの間に4回実施し、現在は実施設計に着手しています。
質疑・意見委員
地域から出された意見のうち、要望が強かったものを教えてください。
答弁執行部
地域からは時計設置の要望を受けています。
質疑・意見委員
私もワークショップに参加していましたが、ほかには公園に屋根が欲しいという要望などがありました。法律的な観点等から実現不可能な要望もあるとは思いますが、代替案等を提案するなど、今後の公園づくりの際には検討してもらいたいと思いますが、いかがですか。
答弁執行部
屋根については、日よけが通常のパーゴラよりもかぶるものを検討したいと考えています。時計については精密機器であるため管理が難しく、設置が可能な公園を絞っています。引き続き地域と協議しながら可能性について検討していきたいです。

15. グリーンビル促進事業(ベランダ・オフィス緑化)

質疑・意見委員
令和7年度新規事業である集合住宅のベランダの緑化と都心部のオフィスビル等の緑化について、目標件数と実績件数を教えてください。
答弁執行部
グリーンビル促進事業について、令和7年4月開始から、集合住宅等のベランダ緑化は12件、都心部のオフィスビル等の緑化は6件の認定を行っています。7年度の目標はベランダ緑化が100件、オフィスビル等の緑化が30件です。
質疑・意見委員
目標と実績に差が生じている理由を教えてください。
答弁執行部
本事業は令和7年4月から実施し周知に努めており、8月には申請者の意見を踏まえた利用者向けの手引きを作成し、12月には園芸店でのセット販売を開始しました。引き続き、市民が手軽に緑に親しめるよう努めていきます。
質疑・意見委員
令和8年度の目標件数について教えてください。
答弁執行部
令和7年度と同様の目標です。

16. 公園トイレの清掃・洋式化

質疑・意見委員
よりクリーンで快適な公園づくりとありますが、具体的な内容を教えてください。
答弁執行部
市が管理する1,702か所の公園のうち382か所でトイレを設置しています。区管理の公園のトイレについて、清掃頻度を週1〜2回から3回に増やすことや、トイレの洋式化を令和12年度までに完了することを目指しています。また、都心部の公園8か所については、トイレットペーパーの試行的な設置を予定しています。
質疑・意見委員
トイレ設置に関する予算額および和式トイレ・洋式トイレの設置数について教えてください。
答弁執行部
トイレ設置に関して拡充している予算は、トイレの清掃が5,100万円、洋式化が2,000万円、ペーパー設置が311万円です。382か所のうち洋式トイレを設置している公園は207か所で、残りの175か所が和式トイレのみの設置となっています。
質疑・意見委員
2,000万円は175か所全てを洋式トイレにするための予算ですか。
答弁執行部
トイレが洋式化されていない公園もありますが、少なくとも公園内にあるトイレのうち一つは洋式トイレを設置した状態にするという取組であり、令和8年度に実施する分の予算です。
質疑・意見委員
清掃回数を増やすとありますが、誰が清掃を行うのか、また、5,100万円の内訳を教えてください。
答弁執行部
清掃は業者委託を予定しており、5,100万円はその委託費用です。
質疑・意見委員
トイレの洋式化について、令和12年度までに全て完了するとしていますが、8年度の設置箇所数を教えてください。また、設置する順番に規定はありますか。
答弁執行部
令和8年度は33か所の洋式化を予定しており、順番については設置年度の古いものから改修することとしています。

17. ブロック塀除却・擁壁の相談

質疑・意見委員
ブロック塀除却について、補助額が拡充されていますが、内容を教えてください。
答弁執行部
補助率を2分の1から3分の2へ、上限額を15万円から30万円へ、メートル単価を5,000円から1万5,000円へ拡充する予定としています。
質疑・意見委員
拡充に至った理由、令和7年度の実績について教えてください。
答弁執行部
令和7年12月末現在、ブロック塀補助に関して148件の相談を受け、最終的に51件に補助を行いました。これまでも補助制度の拡充を行いながら支援を行ってきましたが、申請件数が減少傾向にあり、近年の物価上昇等に伴う市民の負担増などが要因と考えられることから拡充に至ったものです。
質疑・意見委員
擁壁工事の助成件数は4件とのことでしたが、相談件数を教えてください。
答弁執行部
相談は窓口や電話で随時受けており、相談件数については集計していません。
質疑・意見委員
相談を受けたが申請に至らなかったのは何か理由がありますか。
答弁執行部
擁壁の相談は様々ありますが、金額的なものや、相談の結果しばらく様子を見るなどの理由から申請に至っていない場合があります。
質疑・意見委員
民地と民地の間の擁壁にも補助ができるよう拡充が行われましたが、なかなか申請に行き着かないのにはほかにも理由があります。擁壁の所有者と周辺住民とに安全性等の認識の違いがあるのではないかと思います。個人個人の話合いになると思いますが、そこが一番ハードルが高いと思っています。本市の認識を教えてください。
答弁執行部
擁壁の改修については、私有財産であるため所有者の判断になります。安全性については擁壁の相談会等を実施し、専門家からのアドバイスを行っています。引き続きこのような場を活用し適切な管理につながるよう判断してもらいたいです。
質疑・意見委員
市民が擁壁に対して危険か補修が必要かを判断することは大変困難です。年数回の説明会は実施していますが、それ以外で相談する場合には有料になるため、無料で専門家の相談を受けられる機会を増やすべきではないかと思います。市内には50年以上前に開発された宅地における擁壁が多くあるため、そういった箇所には特に周知を強化するべきではないですか。有効な補助金であるため、より活用されるよう拡充を求めたいですが、いかがですか。
答弁執行部
相談会については必要に応じて開催方法の改善等を検討したいと考えますが、市が行う相談会以外にも地盤品質判定士会など専門家の団体が独自に相談会等を行っており、併せて案内をしています。周知・啓発については一層取り組んでいきたいと考えています。擁壁については、現在、盛土規制法に基づく既存盛土等の調査を行っており、結果を整理した上で危険な擁壁に対しての周知方法等についても今後検討していきたいと考えています。

18. セントラルパーク構想(舞鶴公園の桜・クラウドファンディング)

質疑・意見委員
セントラルパーク構想の推進について、福岡城さくらまつりでクラウドファンディングを実施したと思いますが、実績を教えてください。
答弁執行部
クラウドファンディングを令和7年4月に実施したところ、1か月で目標の500万円に到達しました。この寄附金を活用して9本の桜を植樹しました。
質疑・意見委員
クラウドファンディングを始めた理由を教えてください。
答弁執行部
舞鶴公園には約1,000本の桜がありますが老木化が進んでおり植え替えが必要となっています。舞鶴公園は市民から長く親しまれている公園であり、賛同した市民の寄附金を活用することで市民と協働して植え替え等に取り組むものです。
質疑・意見委員
ソメイヨシノは七、八十年程度で老木化が見込まれますが、公園全体のソメイヨシノの割合について教えてください。
答弁執行部
舞鶴公園には19種の桜を植えています。ソメイヨシノの本数については把握していません。
質疑・意見委員
ホームページでは約7割のソメイヨシノが植えられているとの記載があったと思います。桜を植樹した時期は把握していますか。
答弁執行部
公園整備前からも逐次植えられており、植樹して30年未満、30〜40年、40〜50年、50〜60年、60〜70年で分類した場合、それぞれ約100〜200本あると認識しています。
質疑・意見委員
順次植樹したのか、一時期にまとめて植樹したのですか。
答弁執行部
公園整備に併せて順次植樹しています。
質疑・意見委員
まとまって樹木の老木化が進むことを危惧しています。さくらまつりは市民の風物詩になりつつあると思うため、植え替え時期については計画を立てて取り組んでもらいたいですが、計画は立てていますか。
答弁執行部
園内の桜の樹齢や植樹場所等の状況については把握しており、管理者による点検等も行いながら、引き続き舞鶴公園全体が桜の名所として維持できるようクラウドファンディングも活用しながら取り組みたいです。
質疑・意見委員
クラウドファンディングの特性上、寄附額に差が生じることもあるため、計画的な植え替えを検討する場合はその点も含めて計画を策定してください。

19. 建築紛争予防条例と解体工事

質疑・意見委員
建築紛争の予防・調整とまちなみのルールづくりの支援について、令和8年度は新しい取組や条例の改定に向けた動きはありますか。
答弁執行部
建築紛争予防に係る予算については令和7年度と同額の予算を計上しています。条例については特に改正に向けた動きはありません。建築紛争予防のため専門家助言制度を平成28年から創設しており、今後ともよりよい制度となるよう研究していきます。
質疑・意見委員
本市の取組について、現状のままでよいのか検証していきたいです。個別の案件にはなりますが、2022年に中央区の渡辺通五丁目二番付近で、3階建てビルの解体工事現場に隣接する家屋に甚大な被害が生じました。この件について把握していますか。
答弁執行部
その件については、当時、当事者から相談を受けています。
質疑・意見委員
事前の家屋調査や周知もなく、重機3台で解体が行われ、隣接する家屋の外壁や内壁にひびが発生したと聞きました。被害者は下請業者に工事の中止を求めましたが、現場監督も不在の中で工事は続行されたと聞いています。本市はこの件についてどんな問題意識を持っているのか教えてください。
答弁執行部
建築紛争の予防と調整に関する条例については、新築に関する工事が対象となっているため、解体については条例の対象外です。
質疑・意見委員
被害者は被害を受けた翌日に福岡県の建築指導課へ連絡したところ、解体業者と施主の双方が謝罪に訪れました。被害者が被害の修復工事に関わる覚書を作成するよう要請し、翌2023年2月に修復工事が終了したと聞いています。このような事例を踏まえ、新築建設の前段階である解体工事についても建築紛争の予防条例に規定すべきではないかと思いますが、いかがですか。
答弁執行部
建築物の解体工事については、一般的には解体業者が近隣への説明や建物周辺の調査を行っていると認識しています。そのため、建築紛争の予防に関する条例として解体工事を対象とすることは現時点で考えていません。
質疑・意見委員
実際に事前の説明がなされないまま深刻な被害を受ける事態が起きており、悪質です。解体については課題があるため、本市としても市民の住環境を守る観点で解体工事を条例に含めるよう検討してほしいですがどうですか。
答弁執行部
紛争予防条例については、今後建設する建物の計画や工事に関する条例であり、解体工事を対象とすることは現時点で考えていません。
質疑・意見委員
解体によって被害を受け、今度は新しく建築物が建つ際にも同様の被害が生じるのではないかということで、被害の予防などに関して心配事を建築調整課に申し出たと聞いていますが間違いないですか。
答弁執行部
申出があったことは確認しています。
質疑・意見委員
その後、建築に関する標識が2022年9月27日に設置されています。条例に基づいて事前説明会が行われたのが同年の11月9日と11月19日です。しかし、説明資料には具体的な工事の手法などを記載した資料が含まれていなかったため提出を求めましたが、12月頃になるとの回答がなされました。このとき、工事協定書をぜひ作成したいとの申出を受け、建設側も合意したと聞いています。詳細な中身になりますが大筋では間違いないという認識でよいですか。
答弁執行部
本件については相談者・事業者双方に確認しながら進めており、工事協定を結びたいという話があったことは確認しています。
質疑・意見委員
11月に事前説明会が行われ、同月24日に建築調整課に当事者が確認したところ、既に11月21日に事前説明会の報告書が提出されていることが分かったということです。その報告書には、被害が起きないようにどんな対策を取るのかなど、図面も含めて住民側が求めた事実などは一切記載されていなかったことが分かったということです。事前説明報告書というのは、説明に対して住民側からこのような要望が出され、このように回答したなど、客観的に見て双方の言い分がきちんと記載されたものになっていなければ問題があると思いますが、市の認識を教えてください。
答弁執行部
近隣住民に説明することが重要と考えており、いつ説明を行ったかや主な意見などが記載されていればよく、詳細な状況の記載までは求めていません。
質疑・意見委員
そこが抜け道になります。説明したという既成事実だけの記載では、そこから紛争が起き始めることについて行政として認識ができません。紛争を未然に防止し紛争が起きたときには行政が間に入って調整する、住民の住環境を守り建設事業者側の社会的な責任を果たしてもらうという趣旨での条例の立てつけになっている点からすると、建築主の思惑だけを記載した報告書でよしとしてはいけないのではないかと思いますがどうですか。
答弁執行部
記載内容については、説明会の日時のほか状況等についても記載しています。紛争予防条例については近隣住民と事業者との理解を深めながら対応していくものと考えているため、近隣住民からの問合せ等があれば市が事業者との調整に入ることを考えています。
質疑・意見委員
公文書で事前説明報告書が適切に出されることが次の建築確認申請への第一段階です。ただ、これを形骸化させてはならないと思います。とりわけ最近は悪質な建て方をする業者も入ってきており、住民側も納得できる報告書にしないといけません。昨今の事例を見ると、報告書に虚偽の記載があったり大事なところが抜け落ちているものがあるため、改善するよう行政としてぜひ努めてもらいたいと思います。相談者の住民はその後、工事をする際の工法や、建設の際にどんな被害防止策を取るのかなどを建設会社側に求め、ようやく本年2月3日に配置図や土留め図が提示され、事前調査も実施することが報告されたそうです。このような基本的なことは最初の説明会のときに示すべきで、説明会のていをなしていないと思います。その後、配置図や土留め図などを県の下に置かれている相談窓口で専門家に見てもらったところ、くい打ちや山留め工事などの工法に注意しないと地滑り等の発生のおそれもあると助言を受けたため、詳細な説明を業者側に求めましたが、詳細な書面が提出されないまま工事協定についても具体的に進まないままになりました。工事協定書を作成したいと再三申し入れたところ、協定書は締結するが、それが締結されるかどうかにかかわらず計画どおり着工するという通告が一方的に業者からなされています。協定書を結ぶというのは工事前にきちんと双方で確認事項を交わすということであり、交わさないままでも着工するというのは問題だと思いますが、このような対応を市はどう考えますか。
答弁執行部
工事協定については、紛争予防条例の中では義務として示しているわけではなく、住民側と事業者側双方の話合いにより結ばれるものと考えています。工事の着工についても、建築確認申請は指定確認検査機関で審査が行われており、建築確認が下りたものを本市において着工を遅らせることは基本的にできないものと考えています。双方で話合いを進めながら解決してもらいたいとして、当時、市も間に入って調整していたところです。
質疑・意見委員
調整に動いたとのことですが、業者側は交わすと言った工事協定も交わさないまま着工に向けてどんどん進めています。これではこの条例の趣旨が生かされないと思います。条例には互譲の精神と書いてありますが、業者側は何も譲らないまま強行しています。細かい工法等についてもいろいろ要望しますが、費用がかさむとかいうことで事実上拒否しています。そのような中で、3月2日に調整のための会議を開催することについて2月22日に市の建築調整課から当事者に連絡がありました。この調整会議が開かれるまでの間も、基礎工事の手法について教えてほしい、着工されたら困るなどの要望を伝えるも、まともな回答がないまま進んでいきます。そして3月2日に調整会議が開かれましたが、お互いが主張を言い合いまとまらず、建築調整課が積極的な提案をするような状況ではなかったと当事者から聞いていますが、どうですか。
答弁執行部
当時、近隣住民から確認したい内容を提出してもらい、それに基づいて会議の中で話を進めていったと聞いています。事業主と近隣住民の間に入って話を聞いている状況でしたが、双方なかなか話合いの解決点が見いだせなかったため、建築調整課としてはそのまま会議を終了した状況でした。
質疑・意見委員
そうやって調整の会議が開かれましたが、住民側からすると業者側の前向きな変化は見られないまま推移し、その後、山留め工事の手法の資料が投函され、3月17日には山留め工事が開始されました。現場で立ち会わせてほしいと求めましたがこれも拒否し、工事協定書は打ち切りにするという回答があったとのことで無茶苦茶です。専門家のアドバイスを受けて工法を明らかにすることを求めても回答しないまま着工しています。その後、工事に伴って当該住宅の台所の開き戸が重くなる、クラックが発生するなど相当な被害が立て続けに起きていきます。調査を求めて渋々調査に来ましたが、その被害は工事とは関係ないという対応に終始されました。当事者が経費をかけて専門家に調査を依頼したところ、明らかに隣の建築工事の影響だという結果が出されました。このような流れを見ると、建築紛争予防条例は住民の立場からすれば機能していません。直近も、被害等について建築調整課に間に入ってもらい建設会社への対応を要望したところ、弁護士に連絡してほしいとの回答があり、弁護士の連絡先を尋ねたところ福岡市には教えられないとのことでした。被害者が弁護士の連絡先を建築調整課に伝え連絡したところ、当該弁護士はその件の担当を外れているとの回答であり、驚くようなひどい対応です。当該建設会社は、以前、強硬なマンション建設の現場で、私が住民と話をするようかけ合ったところ工事妨害をしたとして私を訴えた会社です。被害者も出ており、このような横暴な建築を市内で許してはなりません。建築基準法にのっとって進めると事業者は言いますが、形だけ説明・報告して協定も結ばず、建てたもん勝ちになっています。一連の動きを見ると、現状の予防条例では弱いと思います。報告書や議事録などについては双方が間違いないか確認した上で市に提出されるようにする、双方が合意した上で着工するなど、担保が取れる条例に改正しなければならないと考えますが、いかがですか。
答弁執行部
本件については手元に資料がなく明確な回答はできませんが、当時、相談者から相談を受け業者との間に入り調整してきており、事前説明報告書に詳細な記載がなかったとしても担当課では状況を把握した上で対応していたものと認識しています。この件に限らず、事前説明報告書を受けた際は内容をただ見るだけでなく、内容の詳細について一つ一つ事業者にヒアリングし、説明会等が行われた場合は議事録等も確認し、住民の意見や要望を把握した上でできるところから調整に入っています。報告書等に虚偽の内容が含まれていることが判明した場合は、進んでいる手続をストップし内容確認や修正など対応した上で適正に進めるようにしています。今回の件について、事業者対応が相談者が求めるようにはできなかったことは理解していますが、相談者が求めることと事業者ができることのギャップが大きく、事業者もできることを工事協定書にして提出しましたが、それ以上のことを要望されたため締結まで至らず調整できなかったという案件です。市としては今後も住民と事業者双方の話を聞き調整を行いますが、住民側の要望が大きいときは要望どおりになるのはどうしても難しいです。また、住民側の納得が得られた上で着工するなどの条例改正についてですが、当条例は建築基準法の上乗せをしているものであり、法に適合した計画を条例で強制的な指導をすることは難しいと考えています。今後も相談があった際には住民の要望を聞き、できる限りの調整に努めていきたいと考えています。
質疑・意見委員
住民の要望が大きいと言いますが、決してそのようなことはなく、工事内容を事前に知りたい、被害を起こさないでほしいという当たり前の要望です。決して過大な要求ではないと認識しており、そこは受け止めてほしいです。調整がうまくいかなかった場合、調停という手順がありますが、強硬に着工していたため着工後は調停はできないということで先に進まなかった事例もあります。調整に努めたができなかった、住民には禍根が残ったということにならないようにするためにも、条例改正も含め紛争予防に関する取組についてはさらなる改善を求めておきたいです。

20. 街路樹整備・都心の森1万本プロジェクト

質疑・意見委員
街路樹整備の予算を教えてください。
答弁執行部
6,343万円余です。
質疑・意見委員
規模や場所についての方針を教えてください。
答弁執行部
香椎アイランド線の植え替えで2,000万円、都心部および周辺の空きますなどへの補植で4,300万円余の予算を計上しており、24路線での整備を予定しています。
質疑・意見委員
幅広く市内全体を見渡して選定場所を決めるわけではないということですか。
答弁執行部
道路の整備に伴って植栽していくものは含まれていません。当該予算については道路整備の中で計上されるものと考えています。
質疑・意見委員
道路整備に伴う植栽の所管はどこですか。
答弁執行部
道路下水道局が主管です。
質疑・意見委員
都心の森1万本プロジェクトについて、プロジェクトを開始してから都心周辺には木が何本増えましたか。
答弁執行部
令和5年2月からプロジェクトを開始しており、都心部の中高木の植栽本数は7年3月末時点で2,624本です。
質疑・意見委員
少ないと思いますが、新年度は何本増やしますか。
答弁執行部
樹木本数は公有地だけでなく民有地の樹木も含んでおり予定本数は分かりません。年度末の調査により把握しています。
質疑・意見委員
本市としての数値目標は定めていませんか。
答弁執行部
一本でも多く植樹したいと考えています。
質疑・意見委員
市民から、まちに緑をと市長が先頭を切って言っているが、実際に樹木を増やすのではなく緑色を増やせばよいという感じなのではないか、どこに木が増えているのかぴんとこないという意見がありました。緑化を推進するのは気候危機打開にも資して住民の住環境によい影響を与えるということで掲げているのだろうから、樹木総数を増やし、樹冠被覆率を高めていくような取組こそ必要だと思いますが、いかがですか。
答弁執行部
生きた緑を増やすことが重要であると考えており、グリーンビル促進事業においても本物の植物を助成対象にしており、樹木本数についても全て本物の樹木をカウントしています。

21. 三世代同居・近居支援の考え方

質疑・意見委員
三世代同居・近居を支援するとありますが、その理由を教えてください。
答弁執行部
核家族化や地域コミュニティの希薄化などにより孤立した子育てが増加している状況を踏まえ、子育てを手伝える体制づくりが重要だと認識しており、住宅施策における取組として三世代同居・近居を支援の対象とするものです。
質疑・意見委員
子育てに祖父母にも関わってもらうための施策ということですか。
答弁執行部
様々なパターンがあると考えています。祖父母が手伝うことや、祖父母が近所にいることにより別の子育ての方法が生まれることもあると考えています。選択肢の一つとして今回、事業を行うものです。
質疑・意見委員
生活の仕方や居住場所については、それぞれに選択の幅があってよいと思います。また、三世代で一緒に、あるいは近くに住みたくても住めない家庭状況の世帯も多くあると思います。そういう点からすると、公平性に難がある施策ではないかと思いますがどうですか。
答弁執行部
今回の施策についてはあくまで選択肢の一つとして捉えており、子育てや子育ての環境づくりには様々な形があると考えています。現在、こども未来局では例えばベビーシッターの派遣や一時預かりなどに取り組んでおり、住宅都市みどり局においては選択肢を増やすという視点で三世代同居・近居について支援することとしています。
質疑・意見委員
先ほどからの説明を聞くと、市内で住み替えを希望する子育て世帯が支援の対象になるということですが、そこまでしないと福岡市内に住み続けられない事態が生じているということだと思います。これは地価の高騰、家賃の高騰、住宅建設費の高騰が背景にあります。そもそも、こうした状況を引き起こした要因を取り除かないと、地価が上がったことで生じている事態に対し、それでも引っ越しをせず生活してくれと言い公金を投入するというのは悪循環ではないですか。呼び込み頼みや地価・固定資産税を引き上げるために誘導してきた市政運営そのものを見直すことなく、このような公金の投入は市民の十分な理解を得られないのではないですか。住宅需要は非常に高まっており、住まいの確保に対する困難が広がっています。その中で、なぜ子育て世帯ばかりという悲しい声が出てきます。施策の偏りを見直すべきではないかと思いますがどうですか。
答弁執行部
本市の施策については、福岡市基本計画に基づくとともに、市民のニーズや社会情勢の変化等を踏まえながら実施しています。また、住宅確保要配慮者に対してはセーフティネット住宅や居住サポート住宅など民間賃貸住宅を活用した支援を行っており、住まいサポートふくおかといった事業を通して高齢者等への入居支援や生活支援も行っています。住宅確保要配慮者の困り事は様々であるため幅広く支援していくことが重要だと認識しており、引き続き状況を踏まえながら支援を行っていきたいです。
質疑・意見委員
様々な支援の拡充を求めておきます。

22. 家賃低廉化補助・住宅確保要配慮者

質疑・意見委員
家賃低廉化補助30戸とありますが、その理由および要件について教えてください。
答弁執行部
家賃低廉化補助については、新規分として30戸を計上しています。継続分については、令和6年度末で15戸でしたが、現在は26戸で11戸増加しており、8年度は30戸の増を目指していきます。また、セーフティネット住宅では、専用住戸に登録してもらい家賃低廉化補助の申請があれば利用できる制度となっています。6年度末では利用できる住戸が35戸でしたが、現在は42戸に増加しています。さらに、法改正により新たに居住サポート住宅制度が創設されており、7年10月から認定を開始しています。こちらについては8年度から家賃低廉化補助が利用できるようにすることを考えており、8年1月末時点で56戸が認定を受けている状況です。問合せも受けているため、家賃低廉化補助の利用が進むよう周知を行っていきたいです。
質疑・意見委員
家賃が高騰し市民の所得が上がらない中で家賃の負担が重くなっています。市が低廉な家賃の住宅として確保しているのは市営住宅と借上住宅だと思いますが、それ以外に家賃を補助する制度にはどんな制度があり、新年度予算にはどれくらい計上されているのか教えてください。
答弁執行部
市営住宅以外では、居住サポート住宅とセーフティネット住宅の家賃低廉化補助があり、令和8年度予算として1,782万円を計上しています。
質疑・意見委員
1人当たりにするとどれくらい家賃が軽減されますか。
答弁執行部
最大で月4万5,000円の補助額となっています。
質疑・意見委員
補助の要件はどうなっていますか。
答弁執行部
セーフティネット住宅は入居を拒まない住宅であり、その中で住宅確保要配慮者を専用に受け入れる住宅を専用住宅として登録してもらいます。さらに改修費補助、家賃低廉化補助などの各種補助メニューがあるため、家主が利用したい補助制度を登録してもらい、要件に合致する世帯が入居したら補助を実施するという制度です。
質疑・意見委員
令和8年度予算では何人分の補助を確保していますか。
答弁執行部
新規30件、既存26件分の予算です。
質疑・意見委員
五十数人分が対象となりますが、予算としてこれで十分と考えていますか。
答弁執行部
住宅確保要配慮者については家賃の状況もありますが、それ以外にも高齢者というだけで入居を拒まれるという課題もあり、入居を拒まないセーフティネット住宅、主に単身高齢者をターゲットとした見守り付きの居住サポート住宅を増やしていきたいと考えています。それ以外にも住まいサポートふくおかによる入居支援と生活支援を組み合わせた支援も実施しています。特に高齢者等の住宅確保要配慮者には住宅だけではなく福祉的支援が重要であり、福祉部局とも連携しながら取り組んでいきたいです。
質疑・意見委員
本市独自で正規保育士へ家賃1万円を補助する制度がありますが、こういう制度は非常に珍しいです。家賃補助が喉から手が出るほどほしいという人が増えていると思いますが、今説明があった制度は特定の要件を満たす人が対象です。幅広い人たちに家賃補助が行き届く制度は、住宅都市みどり局として現状では考えていませんか。
答弁執行部
住宅都市みどり局においては、現在、住まいサポートふくおかによる入居・生活支援やセーフティネット住宅制度の中で家賃低廉化補助等を行っています。引き続き市内の住宅や世帯の状況等を踏まえて適宜必要な支援に取り組んでいきたいと考えています。
質疑・意見委員
住まいについては、新たに子育て世帯向けの補助などが制度設計されていますが、まだまだ少ないし一部の人だけを対象としているため、なぜそういう人たちだけが対象なのかという思いが出てくることがないように、極力多くの人に行き渡る制度設計をしてほしいと意見を述べておきます。

23. 審議会でのペットボトル提供

質疑・意見委員
都市計画審議会などの審議会が開催されるときにペットボトルのお茶や水が出されますが、プラスチックごみ削減という環境配慮の点も踏まえて全庁的に提供をやめることを提案したいと思いますがどうですか。
質疑・意見委員
提供をやめてはどうかとの意見もありますが、お茶はあったほうがよいと思っているため、その意見も合わせて検討してください。
答弁執行部
会議でのお茶の提供は、以前は職員がお茶を入れていたこともあり、そのような運営への懸念の意見もあった中で負担軽減を図るためにペットボトルで提供しているのが現状です。個人で用意すればよいとか、水分補給をしないと健康上どうなのかなど様々な意見もあるため、全庁的に決まるかどうかは分かりませんが、関係部署とも共有しながら今後考えていきたいです。
質疑・意見委員
お茶や水を出されたらいらないとは言えず、飲まないといけなくなります。ただ、その出し方やどういう製品を使うかが問題です。他都市の例で言うと、学校給食のストローをなくすことを子どもが学校に提案し、学校が教育委員会に提案して、教育委員会が検討した結果、翌年度には廃止した事例もあります。プラスチックごみを減らしていくという方向性の中で、ペットボトルで議員や審議委員が飲んでいる姿は、環境に非常に高い関心を持つ市民からすると福岡市は遅れていると映ると思うため、環境に優しい手法を検討してもらいたいです。

24. サービス付き高齢者向け住宅

質疑・意見委員
高齢者の居住支援について、サービス付き高齢者向け住宅供給の促進があります。民間事業者に対してサービス付き高齢者向け住宅の登録を勧めたり、住宅を建てれば国から建設補助が出るという周知や活用の促進などの広報を行うものだと思いますが、事業の開始時期と予算について教えてください。
答弁執行部
本制度は平成23年度から開始しており、国の直接補助です。本市の予算では事務費等を計上しています。
質疑・意見委員
これまでに増加したサービス付き高齢者向け住宅が今後どの程度必要と考えているか教えてください。
答弁執行部
サービス付き高齢者向け住宅については、令和8年2月末時点で73件、3,357戸登録しています。本制度は国がつくったものですが、国として何戸という目標は定めておらず、サービス付き高齢者向け住宅・セーフティネット住宅・居住サポート住宅などの高齢者向け住宅を高齢者人口に対して4パーセントほど確保するという方向性が示されています。本市では既に5パーセントを超えている状況であり、改定する住生活基本計画において現状の5パーセントの維持を目標とする方向で考えています。
質疑・意見委員
サービス付き高齢者向け住宅は非常に家賃が高く、高級マンションのようなイメージがあり、今は変わってきているものの二十数万円かかるところもあります。この施策が住宅困窮者にどの程度役立っているのか、認識を教えてください。
答弁執行部
サービス付き高齢者向け住宅については、住宅の趣旨としてバリアフリー化され、生活相談・安否確認サービスが付帯した住宅であり、住宅困窮者向けの住宅という位置づけではありません。対象は60歳以上、もしくは要介護等の認定を受けている人です。令和6年度末の入居率は約9割となっています。
質疑・意見委員
9割の入居率というのは、例えば高齢者の居住支援の中で相談した人のうち9割が入居できているという意味ですか。
答弁執行部
サービス付き高齢者向け住宅については毎年、定期報告を受けています。その際に入居している人数を提出してもらっており、3,300戸程度のうち約9割が入居している状況です。
質疑・意見委員
サービス付き高齢者向け住宅は家賃が高くてどうなのかという思いがありますが、9割の利用があり、しっかり機能しているという理解でよいですか。
答弁執行部
定期報告の中で家賃などの報告も受けており、一番安いところが3万6,000円、一番高いところが28万7,000円となっており幅がある状況です。
質疑・意見委員
支援の施策としてしっかり実施できているという認識でよいですか。
答弁執行部
サービス付き高齢者向け住宅はニーズがあり、現在も令和8年度に向けた具体的な登録の相談を事業者から受けています。引き続き促進に取り組んでいきたいです。

25. 住まいサポートふくおか(居住支援協議会)

質疑・意見委員
居住支援協議会による住まいサポートふくおかについて、居住支援協議会が支援を検討・実施するとのことですが、この住まいサポートふくおかの窓口も全て居住支援協議会が担っていますか。それとも本市が窓口として受け、協議会へ引き継いでいますか。
答弁執行部
居住支援協議会は、住宅確保要配慮者の状況や民間賃貸住宅の動向などの情報共有を行う場です。構成委員は、民間賃貸住宅事業者・公的賃貸住宅事業者・社会福祉協議会・本市・居住支援法人等です。その中の取組の1つとして、住まいサポートふくおかという、高齢者や障がい者を対象に民間賃貸住宅への円滑な入居支援や生活支援を行う事業を行っており、窓口は社会福祉協議会が担っています。
質疑・意見委員
住まいサポートふくおかの相談件数および入居につながった件数を教えてください。
答弁執行部
令和7年度の実績は、8年2月末時点で相談が621件、成約が78件です。制度を開始した平成26年度から累積すると、相談が3,840件、成約が695件です。
質疑・意見委員
相談が621件あって成約が78件ということで、ほとんどの人が相談はしているが成約まで至らなかったということだと思います。その場合、サービス付き高齢者向け住宅への誘導や、市営住宅・セーフティネット住宅等への案内はどう行っていますか。
答弁執行部
相談については様々な内容があります。例えば情報を聞きたいという単純なもので情報提供だけで終わる場合や、福祉サービスにつなぐことで住み替えをしなくても解決できる場合もあります。年度をまたぐこともあり、相談件数がその年度の成約件数に直結しないこともあります。住まいサポートふくおかでは単純に住宅のことだけではなく、生活面での困り事がある場合は必要に応じて生活自立支援センターやいきいきセンター等につなぐなど、福祉部門とも連携しながら幅広く対応しています。
質疑・意見委員
福祉部門とも協力しながら進めてください。

26. 高齢者世帯住替え助成事業

質疑・意見委員
高齢者世帯住替え助成事業の実績について教えてください。
答弁執行部
令和8年2月まで申請を受け付けており、7年度の申請は24件です。
質疑・意見委員
今回、子育ての世帯にも同じような施策を出しており、子育て支援も大事ですが、高齢者には低収入が多く、家族が減って一人・二人になったため広い住宅から狭い住宅へ転居しようとするときに補助が出れば、今まで住んでいた住宅が空き、そこに子育て世帯が入るという流れが生じ、よい形になるのではと考えます。補助や助成は多少異なるかもしれませんが、子育て世帯と同じような形にして高齢者の住替え支援にもしっかり取り組んでください。

27. 動植物園の魅力向上

質疑・意見委員
動植物園の魅力向上について、これまでペンギン舎のリニューアルやゾウの飼育を始めるなどがあった中、以前園長から、これからは動物で人を呼べるような園をつくりたいという話を聞いていましたが、一昨日の報告の中で今後のリニューアルの方針として将来的な遊戯機能の確保という文言が載っていました。方向性が変わったのですか。
答弁執行部
遊戯施設など子どもや保護者が一緒に楽しめる機能は非常に重要だと考えているため、今後も適切に配置したいと考えています。今後の動物園の在り方についても、動物にとって幸せであり、見る人にとってもよりよいリニューアルとなるよう進めていきたいと考えています。
質疑・意見委員
少し方向性が変わってきたのではないかと感じています。動植物園といえば、動物園で動物を見て楽しみ、遊園地で遊び、植物園ではみんなでご飯を食べたという思い出があります。市内に遊園地はほとんどない状況と思うため、動物で人を呼びつつある程度子どもたちが楽しめるものとなるよう今後進めてほしいと意見を述べておきます。

28. 東花畑中央公園

質疑・意見委員
新設が計画されている東花畑中央公園の進捗を教えてください。
答弁執行部
廃止になった若久池の北側半分を南地域交流センター、南側半分を近隣公園にするという計画となっており、現在、市民局で施設配置の検討を行っています。
質疑・意見委員
東花畑中央公園は地域交流センターに隣接する計画ですが、より魅力的にするため、また、地域交流センターと合わせてより多くの人が集って活用してもらえるよう、住宅都市みどり局にも計画を一緒につくってほしいと考えますが、地域交流センターに導入する機能についてどう考えているのか、また、議論する場があるのか教えてください。
答弁執行部
地域交流センターと公園を一体的に整備・活用できるよう、最適な手法について今後、市民局と協議していきます。
質疑・意見委員
幼い子どもから高齢者までセンターも公園も利用してもらえるような機能・施設となるよう議論を深めてください。

29. 警固公園(アジア美術館拡充)

質疑・意見委員
警固公園の地下部分について、アジア美術館の拡充に伴い公園はどうしていきますか。
答弁執行部
警固公園の地下駐車場は令和8年3月末をもって廃止となりますが、その後の活用については経済観光文化局において計画を策定することとしており、地上部の計画や活用など一体的な魅力向上について今後、協議をしていきます。
質疑・意見委員
地上部も含めて警固公園をよりよいものにしていくため、公園を所管する住宅都市みどり局としても意見を出すよう要望しておきます。

30. インクルーシブな子ども広場

質疑・意見委員
インクルーシブな子ども広場の管理運営について、令和8年度の取組予定を教えてください。
答弁執行部
誰もが訪れやすい広場を目指した管理運営の検討業務として、広場がある各区の公園で年2回程度利用調整するようなイベントを検討しています。また、まちづくりや大規模公園整備などの機会を見据え、広場のさらなる充実に向けた整備の検討も併せて行う予定としています。
質疑・意見委員
大変好評で、気候のよいシーズンにはかなり利用されているとの声も聞くため、今後、活用が広がるよう取り組んでください。

31. 緑地の保全(保存樹)

質疑・意見委員
緑地の保全について、保存樹の所有者に対する支援は行っていますか。
答弁執行部
保存樹は美しい景観や安らぎと潤いのある空間などを形成し、所有者だけでなく地域の貴重な財産であることから、地域と一体となって守っていく必要があると考えています。そのため、令和8年度は調査を行うための経費を計上しています。
質疑・意見委員
保存樹の現況を調査すると思いますが、所有者の声も聞きながら今後の支援につなげてください。

32. 一人一花運動とFukuoka Flower Show(花卉農家連携)

質疑・意見委員
一人一花運動とFukuoka Flower Showについて、花卉農家が生産している花との共演やコラボレーションなどはありますか。
答弁執行部
Fukuoka Flower Showで多数の来園者が見込まれる機会を捉え、会場内にブースを設置し市内産花卉のPRや販売を行う予定としています。3月21日から開催する一人一花スプリングフェスにおいて、都心の回遊性と魅力を高める取組の中で農林水産局とコラボレーションし、市内産花卉を使った花の装飾を展示し来場者に親しんでもらう企画を準備しています。
質疑・意見委員
農林水産局では花束や切り花が中心となることが多いため、住宅都市みどり局も連携しながら市民に広がるように取り組んでください。

33. Park-PFI(公園への民間活力導入)

質疑・意見委員
緑の活用のPark-PFIについて報告がありましたが、全体で再度サウンディング調査を行うとのことでした。サウンディング調査後になるのかも分かりませんが、その後、対象公園を選定していく作業は令和8年度どう進めますか。
答弁執行部
令和8年度、サウンディング調査を予定しており、改めて全公園を対象に調査を実施し、Park-PFIを活用した魅力づくりや充実した管理運営についてまずは幅広く提案を募り、今後の公園の利活用に係る企業とのさらなる連携の検討材料としたいと考えています。
質疑・意見委員
サウンディング後に公園を絞るということですが、全体の公園の中で各企業の中から公園の使用方法について特定の意見も出ると思いますが、意見があった公園に絞るのですか。それとも公園チームのほうで絞るのですか。どう全部の公園から対象を絞り込んでいきますか。
答弁執行部
サウンディングの内容については現在検討中ですが、例えば特定の公園を対象としたものもあれば特定の特性を踏まえた提案もあると考えます。いずれにしても約1,700公園ありますが、面積や立地状況、利用の仕方等、特性も様々であるため、それぞれの公園の特性を踏まえた提案であるか、まずは市のほうで提案を整理ししっかり内容を見極めながら今後の取組の参考にしていきたいと考えています。Park-PFIのサウンディングということであればPark-PFI推進課で行うことになりますが、みどり活用課を窓口としてPark-PFIに限らず公園の利活用についての提案を幅広く募ることを考えています。

34. 街路樹の管理(剪定要望への対応)

質疑・意見委員
公園等の適正管理について、街路樹の管理を積極的に行うという話でしたが、実際に市民から伐採や剪定のニーズを受けてからその場が整うまでの体制がどうできるかが大事だと思います。以前より前進・改善したこと、あるいは令和8年度に改善予定としていることはありますか。
答弁執行部
街路樹に関する要望については年間1,000件程度受けており、そのうち剪定に関するものが最も多く300件程度受けています。緑のまちづくり協会が剪定の対応を行いますが、基本的に高木の剪定は3〜4年に1度、路線ごとに行っています。要望については、道路に影響がないか、信号にかかっていないか等についてそれぞれの状況を踏まえながら剪定するかどうか等の対応を個別に行っています。
質疑・意見委員
市民からの要望を受けた後に音沙汰がないというのはあまりよくありません。緑を育成していく上で程良い時期と市民が希望する時期とのギャップがある部分をしっかり理解してもらえる受け答えを行い、全員で緑を維持管理していくということになればと思いますが、どういう状況ですか。
答弁執行部
基本的には路線ごとの管理ですが、住民はそれぞれの事情があると思うため、個別に話を聞きどんな対応ができるか、緑のまちづくり協会と連携してしっかり取り組んでいきたいです。

35. 子育て世帯・三世代同居支援(5年助成・所得制限・指定校区)

質疑・意見委員
子育て世帯市内引越し応援事業と三世代同居・近居住替え支援事業の関係性について、それぞれの支援内容は同じで、子育て世帯が引っ越し、なおかつ同居する場合は上乗せがあるという理解でよいですか。
答弁執行部
両事業とも助成内容は、住宅取得費・家賃・引っ越し費用の3本立てとなっています。金額等については、住宅取得費と家賃は同じですが、引っ越し費用については三世代同居・近居の場合、上限額が5万円上乗せされます。また、三世代同居・近居は親世帯等の住み替えも対象となり、市外からの転入についてもいずれかの世帯が市内に居住していれば対象としています。
質疑・意見委員
住宅取得費・家賃を5年間助成するという点は、令和7年度までの事業内容と異なり新たな取組となりますが、なぜ5年間としたのですか。年度をまたぐ事業に踏み切る理由を教えてください。
答弁執行部
両制度の視点の一つとして、市内に住み続けるということへの支援があるため、住み続けており、子育て世帯等という状況が変わらない場合は最長で5年間助成するよう考えています。
質疑・意見委員
どんな場合に途中で助成が取りやめになりますか。
答弁執行部
子育て世帯であれば子どもが18歳になる学年までを対象としているため、それを過ぎると対象外となります。
質疑・意見委員
子どもの年齢以外に要件はありませんか。
答弁執行部
市外へ転居した場合なども対象外となります。
質疑・意見委員
申し込んだ時点で5年間の助成が確約されますか。令和8年度に助成が決まった人については8年度予算で5年間分を確保しておくのですか。
答弁執行部
毎年の予算審議を経て確保することとなるため、確約するものではありません。毎年申請してもらい、それに対して支払うことを想定していますが、申請についてはできるだけ利用しやすい方法としたいと考えています。
質疑・意見委員
助成を受けられる人は先着順で決めますか。
答弁執行部
予算を確保した上でその予算内で助成することとなりますが、申請数が増えて予算が不足する場合は予算の確保に努めたいと考えています。
質疑・意見委員
最長5年間助成するという前提で募集し、令和8年度に助成を受けられることとなっても9年度分は確保されていないことになりますか。どう理解すればよいですか。
答弁執行部
令和8年度は両事業を合わせて約1,400件の助成を予定しています。この件数は現在実施している子育て世帯住替え助成事業の実績を踏まえて算定しています。9年度以降の予算額については8年度の申込状況を踏まえて検討したいと考えています。
質疑・意見委員
市長が会見の中で5年間で最大120万円の助成をすると言っていたにもかかわらず、5年間助成を受けられないかもしれない可能性があるということに釈然としないところがあります。住宅購入費の対象となる物件について、これまでの事業ではフラット35でローンを組むこと、中古住宅であることが条件だったと思いますが、新規事業では何らかの制限をするのですか。指定する校区という部分だけですか。
答弁執行部
住宅取得費については、自ら居住する住宅をローンを利用して購入する世帯を対象としています。家賃については民間賃貸住宅を対象としています。
質疑・意見委員
指定する校区を除くという考え方については学校規模の観点からとのことでしたが、子育てということで言えば、学校に限らず保育所の入所保留がずっと続いている地域などもあり、そういう要素は加味しないのかと思います。また、高齢化が進んでいる地域などに子育て世帯が住んでもらえるように誘導するといった発想はないのか、教えてください。
答弁執行部
今回の支援の最大の目的は、市内に住み続けることを希望する子育て世帯が住み続けることへ支援することと考えており、それを前提とした上でさらに住宅施策の中で何ができるか考えた際に、一つの方法として指定する校区への新たな住み替えについては対象外とすることを考えています。
質疑・意見委員
コミュニティを継続させていくという視点や、居住者の年代のバランスが取れるという視点なども含めると、住宅政策といいつつもコミュニティづくりも考えながら指定する校区について検討してください。
質疑・意見委員
対象者に所得制限は行いませんか。
答弁執行部
今回の事業については所得制限は設けません。
質疑・意見委員
潤沢に年収がある世帯にも補助を実施することについてどう理解したらよいですか。
答弁執行部
現在実施している子育て世帯住替え助成事業についても令和5年度以降は所得制限を撤廃しています。8年度は現在の事業とのバランスをとった上で所得制限を設けませんが、住宅取得費への助成は住宅ローンを利用して取得する世帯を対象として考えています。
質疑・意見委員
億ションでローンを組んで高級住宅地に住む人に支援するのは、どうも納得がいかないと普通は思うのではないですか。令和7年度の制度との整合性は分からなくもないですが、7年度は新築物件は対象ではなく、中古物件でフラット35を使うなどの制限がありました。今回はそのような制限はなく新築物件も対象となり、指定される校区が、例えば西高宮などの大人気のところは対象にならないとしても、子どもが増えていない校区で億ションを購入する場合には120万円を補助することが腑に落ちません。そういう要素を補助要件に入れることはありませんか。
答弁執行部
委員指摘の視点も大事だと考えています。今回の事業の目的は本市に住み続けたいと希望する人が住み続けることへの支援を最大の目的としており、さらに令和7年度までの事業は中古物件の取得を対象要件としていましたが、補助対象者の中には様々な所得の人がいたのも事実です。事業を継続的に行いながら最適な事業となるよう引き続き検討していきたいと考えています。
質疑・意見委員
市民感覚として支援の必要がないところに支援が渡ってしまう道筋が残ることに釈然としないところもあると思うため、その点は改めて考えてもらいたいです。福祉施策の視点や、都市政策としての視点はありませんか、三世代同居・近居ということからすると、住宅にファミリーで住んで良好なストックとして維持していくという機能もあります。そういう視点も含めてぜひ政策を打ってもらいたいと思いますし、今のルールの中でそういった要素を入れることができるのであれば考えてもらいたいです。令和7年度の事業のホームページを見ると、今年度の受付は終了したと掲載されています。市長が会見をしてから多くの検索や問合せがあったとのことですが、3月は子どもの学年が変わる前で、特に市内の人は同じ学区内で学年が変わる前に引っ越そうとか、保育園から小学校に上がるタイミングで引っ越そうという時期であり、その時期に申し込めないのは何か対策が考えられませんか。これまでの取組も含めて教えてください。
答弁執行部
補助事業の関係上、単年度での実施となるため、審査する期間も考慮して令和7年度分の申請期限は2月末としていますが、申請は転居後5か月間可能であり、7年度に引っ越しをした人も8年度に入ってから申請することができるようにしています。
質疑・意見委員
神戸市のホームページを見ると、同じような住み替えの事業を実施しており、大変人気なため予算の上限に到達し今年度は終了したと掲載されていました。もし予算が残っているのであれば改めて受付をしますと書いてあれば引っ越ししてみようと思うかもしれませんが、終了したという言葉がまず目に飛び込んでくると、申請しようと思った人が残念な気持ちになると思います。受付が行えるのにその一言で諦めてしまうのはもったいないため、うまく子育て世帯に伝わるよう工夫してください。

36. マンション管理組合の実態調査

質疑・意見委員
良質な住宅ストックの将来への継承事業に、マンション管理組合の実態調査が新規事業としてありますが、具体的な取組内容を教えてください。
答弁執行部
マンション管理組合の実態調査は5年に1度実施しており、前回は令和3年度に実施しています。8年度は調査実施年度であり、市内の分譲マンションの管理組合に対してアンケート調査等を行い管理運営状況の確認を行うこととしています。
質疑・意見委員
アンケートを実施することにより、その後の取組につなげられるようなことはありますか。
答弁執行部
マンションの管理状況や課題等を確認し今後の必要な支援の検討に活用したいと考えています。また、管理が行き届いてないマンションがあればプッシュ型の支援を検討していきたいと考えています。
質疑・意見委員
マンションの管理は大きな課題であり、ぜひ課題解決の糸口を見つけて適切な管理がなされるよう対応してください。

37. 放置空家対策

質疑・意見委員
放置空家対策の推進について、市内の空き家の現状を教えてください。
答弁執行部
令和5年の住宅土地統計調査によると、市内の住宅総数が約94万4,000戸で、うち空き家は約7万9,700戸です。また、賃貸・売却用および二次的住宅を除く空き家は約1万3,300戸です。このうち、建築物安全推進課において空家特措法に基づき特定空家等に認定して指導を行っているものが11件、管理不全空家等に認定して指導・助言等を行っているものが86件です。
質疑・意見委員
これは年々増えているのか、減っているのか、どんな状況ですか。
答弁執行部
今年度、令和8年2月末時点で新規相談206件を受けています。空家特措法に基づく指導を始めてからこれまでに特定空家等に認定を行ったものが69件、うち是正が行われたものが58件、現在も継続的に指導を行っているものが11件です。管理不全空家等については、これまでに累計で297件の認定を行った上で、是正または特定空家等へ移行したものを除き、残る86件を継続的に指導を行っている状況です。空き家については新たに出てくるもの、指導等で是正されるものもあり、増減が大きくあるものではありませんが、内容が入れ替わっていっている状況です。
質疑・意見委員
空き家物件が地域で活用されたり新しい住宅に生まれ変わったりすることが望ましいですが、空き家の活用施策についてここ数年の状況を教えてください。
答弁執行部
空き家の利活用については、まず市民意識の啓発や相談対応を行っています。また、空き家バンクの活用促進や民間における流通等により市内全体の空き家を減らしていくことが大事だと考えています。空き家の割合については近年減少傾向となっています。
質疑・意見委員
放置されて地域の中でマイナスになってしまうのではなく、プラスに転換していけるよう、引き続き放置空き家の指導を進めるとともに、空き家が地域で活用されるような施策についてもあわせて検討してください。

38. 狭あい道路拡幅事業

質疑・意見委員
個別整備型の狭あい道路拡幅事業の令和7年度の実施見込みを教えてください。
答弁執行部
令和7年度の狭あい道路の拡幅整備については、これまでに165メートルを完了しています。
質疑・意見委員
令和8年度の実施見込みを教えてください。
答弁執行部
令和8年度は総額6,300万円余を計上しており、整備延長は380メートルを予定しています。
質疑・意見委員
狭隘道路の拡幅は所有者があってのことで難しいですが、機会を捉えて制度を理解してもらいながら、また周囲の人にも受け止めてもらいながら少しずつ広げていかなければなりません。救急車も通れないような道がまだ残っているところもあります。終活や家の建て替えという機会も増えているため、制度の説明も含めできることを実施してください。狭あい道路事業を実施する中で、令和8年度事業の本市の展開について教えてください。
答弁執行部
現状、ホームページや関係団体への周知等により整備の推進を図っています。また、令和7年度は出前講座を2回行っており、狭隘道路を少しでも拡幅できるよう8年度も取り組んでいきたいです。

出典: 福岡市議会 会議録検索システム
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